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日記一覧

大衆とは愚民
2020年09月28日20:29

 昨晩、ドラマ『半沢直樹』を観ながら、柄本明氏の扮する箕部幹事長が半沢の “ 千倍返し” を喰らって狼狽し醜態を晒す光景にテレビの前の多くの国民は快哉を叫んだことだろう。だがその一方で、それと同じ国民が菅総理が可愛いだの、苦労人だの、誠実そう

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無念無想の休日
2020年09月27日16:24

 革靴を磨いた。庭の手入をした。百均で買い揃えた植物七鉢にも水をやった。トイレの便器と床の掃除もした。浴室のドアにリフォームシートを貼って模様替えした。部屋の退色して燻んだ柱もすべて塗替えた。そしたら、ぼくの休日は終わった。あとは『半沢直樹

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怨念
2020年09月25日16:50

 ぼくが子供のころに「夢の睡眠学習マシーン」なる物が存在した。ぼくはコレさえ父にねだって買ってもらうことが出来れば、この機械を枕に毎日寝ているだけで東大に行ける、と本気で考えていた。・・・だが父は買ってくれなかった。この枕なしでは、東大は夢

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 志木市の丸井デパートの鮮魚売り場で秋刀魚が安く売っていたので買い求めました。なんと、一尾1,200円だった。今年は過去に例のないほどの不漁だと聞いていたけど、その割にこんな価格で買えるんだな、と思った。 とても美味しかったので一人で二尾も食べ

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映画三昧
2020年09月20日15:18

 映画『GO』『リーマン・ブラザーズ 最後の四日間』『ザ・ワーズ ー 盗まれた人生 ー』を観た。鑑賞後、それぞれに感慨深いさが残る作品だな、と思った。 特に『GO』では、他人を出自に纏わることで色メガネで見たり差別することの愚かさを再認識した。そ

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灼熱の旅
2020年09月18日16:05

 仕事で法政大学に行った。入り口でコロナのチェク体制が敷かれており、警備員の方が立っていた。ぼくがチェック体制の中を通ろうとすると、他の通路の警備員さんから声が掛かり「学生さん以外はこちらからお入り下さい」と言われた。・・・ぼくが学生じゃな

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緩やかな時代
2020年09月17日15:37

 ノートパソコンの略語である「ノーパソ」なる言葉を雑誌などで目にする度に「ノーパン」と勘違いして読んでしまう自分は、頭のどこかがおかしいのだろうか? ぼくは深刻に悩んでいる。 ・・・かつて「ノーパソ」ならぬ「ノーパン」の時代があった。正確に

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リモート会議
2020年09月16日14:21

 昨日はリモート会議があった。7名の参加者だった。 モニターにはぼく以外の6名の顔が並んでいた。 今回、ぼくごときにお力添えをいただけることとなった仲間のWさん、そして女性のIさんの顔を眺めながら、それぞれに二枚目だなぁとか、美人だなぁ、と見惚

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ラブホ街に出た やぶ蛇
2020年09月15日21:29

 3日前の土曜の夜、息子のクルマに乗って家から20分ほどのところにあるタイ料理レストラン『ナムチャイ』へと向かった。もちろん私の妻と息子家族も一緒だった。 ナビを頼りにクルマを走らせていると、どんどん辺りは暗くなり、鬱蒼とした樹木が生い茂る人

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 今さらではあるけれど、映画『Yesterday』を観た。その直後に『彼女の人生は間違いじゃない』という映画も観た。『Yesterday』の内容はご存知の方も多いと思うが、交通事故をキッカケに自分以外には誰一人ビートルズを知らない世界に突入してしまった売れな

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エールの再開
2020年09月13日15:41

 明日の9月14日から、いよいよNHK連続テレビ小説『エール』の放映が再開される。これまで新型コロナウイルスの影響で収録ができず、放送は6月29日から一時休止となっていた。 再開される『エール』のドラマ中では、原爆投下後の長崎で被爆者救護に尽力し

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星はひとりで見るもの
2020年09月12日15:22

 ぼくの妻は大学時代『星座研究会』なるサークルに所属していた。星座好きの仲間たちが集う大所帯のサークルだった。毎年夏休みの期間中にはサークル主催で関東近郊の観測点へと出かけたりもしていたようだった。 実は、ぼくも星を眺めることは好きなのだが

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息子の変貌
2020年09月10日19:13

 9年前に「くも膜下」で倒れたコラムニスト神足裕司さんの病室を息子と一緒に見舞ったことがあった。 数日前に神足さんがその頃の入院生活の模様をfacebook で綴っておられたので、「ぼくが息子と一緒に病室にお邪魔したのはその頃だったっけ?」とコメント

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 ぼくの郷里である石川県の金沢、能登を舞台に繰り広げられるるサスペンス映画『ゼロの焦点』を観ていたら、セリフの中で「パンパン」なる言葉が頻繁に出てきた。 事件の「鍵」を握る女が、戦後間もないころ米兵相手の娼婦だった過去を隠して生きている、と

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 ぼくが進学のため上京した1976年。池袋駅東口あたりで、白装束に布の兵隊帽をかぶった「傷痍軍人」が、松葉杖を脇にはさんで身体を支えるようにしながらアコーディオンを弾いている姿を幾度となく見かけたことがあった。 終戦から32年を経てもなお、戦争の

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安全牌
2020年09月01日18:58

 都バスの中で知らないおばあちゃんに「今日は雨が降るかしらねぇ」と話しかけられた。「どうですかね? 今朝の天気予報では降るかもしれない、と言ってたような記憶もあるのですが」と答えるぼく。「出来るものなら雨が降って、少し涼しくなって欲しいわ、

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