単語の攻撃性について

よく理解していない単語を使うべきではない。

　ほぼおからクッキーさんがビーガンなんて単語を使うから私は変な反応をしてしまった。これがベジタリアンとか菜食主義者だったら彼の望む反応が出来たのかも知れない。つまり日進館の美味しい朝食についてだ。そうだよねえと言えたかも知れない。

　ビーガンはベジタリアンより過激な思想だから、それを理解していないならば使うべきではない。私がググって軟着陸したが会話は変な方向に進みかけた。

　とはいえ、ほぼおからクッキーさんがベジタリアンと言ったとしても彼の望む反応ができた自信はない。なぜならビーガンやベジタリアンに対して私は攻撃的な思想を持っているからだ。動物または動物由来の食物を食べない？植物は生き物ではないと思っているのか？植物だって食べちゃ駄目だろう？
　私の思想は日本人としてありきたりのものだ。食べる時は殺した動物・植物分け隔てなく感謝する。だから食べ物で遊んじゃ駄目だ。テラ飯とか爆食いとか食べ物が充分にない人々に対する冒涜だと思う。
　私は幼少の時、食べ物を残さないように厳しく躾けられた。だが、これも文化の違いだ。中国では残さないと「足りないのか？」と思われる。

　二郎系のラーメンのスープを全飲みすると明らかに身体に悪い。二郎系の店は須らく長蛇の列だ。その列に並んだ人々がスープを残している。これはカルチャーショックだった。賞賛すべきラーメンのスープは全飲みすべきものだと思っていた。
　最初のテーマと全然別な方向になってしまったが酔っ払っているからこんなもんだよ。物事全てこんなもん。