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2022年12月25日19:47

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見通しの悪い交差点での目線の使い方

運転で最も難しい事の一つが、見通しの悪い交差点の通り方です。
免許を取る時の基本なのですが、なぜかちゃんと出来ない人が多いです。
ちゃんと出来てる人は、10人に1人もいないと思います。

なぜ出来てない人ばかりなのか考えてみました。
おそらくそれは、教習所内にも、仮免取ってからの路上コースにも、凄く見通しの悪い交差点がないので、その通り方を教えられてないというのが理由の一つだと思います。
教習所としては、教習中に事故を起こして欲しくないので、余り難しいコース設定にしてないのでしょう。

ただ免許取ってから通る道には、極端に見通しの悪い交差点は日常茶飯事に沢山あります。
以前に「見通しの悪い交差点の通り方」は詳しく書いているので、今日はその目線の使い方について書きます。

見通しの悪い交差点の通り方が下手な人は、例外なくちゃんと安全確認が出来ていません。つまりちゃんと見ていません。
教えられた事しか出来ない性格の為、教習所で教わってない事は出来ないのかもしれません。
人間の目は、近くと遠くを同時に見る事が出来ません。ピントが合わないので、近くと遠くは分けて目視確認する必要があります。ですから目視確認する順番を決めておいたほうが良いです。これが出来てない人が多いです。

見通しの悪い交差点に近づいたら、まずはカーブミラーをよく見ます。
カーブミラーには死角があるので、近くと遠くの安全確認は困難です。中間距離の安全確認をします。
自分が非優先道路にいる場合にカーブミラーに車が映っていたら、その車が止まっていたり特別遅くない限りは、すぐに止まって先に行かせてください。すぐに止まらないとミラーで見えなくなります。
特別遅い車や、凄く遠くにいる場合は、ゆっくり車を前進させて目視確認に移行します。
ミラーに映ってるのがバイクの場合は、小さく見えても割と速くて近くにいる可能性があるので、必ず止まって先に行かせてください。
バイクと衝突したり、バイクを転ばせたりしたら、重大事故になる可能性が高いです。
衝突するタイミングになる飛ばしている車やバイクは、カーブミラーを見た時は遠くにいて映ってない事も多いので、目視確認でも確認する必要があります。

カーブミラーに何も映っていない場合は、一時停止線等で一瞬停止し、そのまま超ゆっくり前進しながら上半身を前方に伏せながら首を左右に振りながら近くの目視確認をします。
カーブミラーは近くが死角なので、自転車や歩行者やマラソンランナーが出て来る事があります。
上半身を伏せて超ゆっくり前進しながら、首を振って近くの安全確認を完璧にすると、遠くも目視で見える位置になるので、意識的に遠くに視線を移します。
それで100パーセントの安全が確認出来ましたので、スムーズに速やかに加速しながら曲がります。

先に見た遠くがカーブ等になっていて、あまり先まで見通せない構造になっている場合は、反対側の遠くを確認した後に、もう一度素早く先に見た方の遠くを確認して(カーブ等から車等が出て来ない事を確認して)、スムーズに速やかに加速しながら曲がります。
こういう交差点では安全確認する順番が大事です。最後は必ず先が見えない側の安全確認をします。それを間違えて発進させると、来てないと思っていたのに衝突事故になる可能性があります。

左右両側がカーブになっている交差点だと、目視だと遠くを安全確認出来ないので、「最後は直視で遠く」ではなく、最後は左右のカーブミラーを同時に見て遠くを確認して曲がります。
ミラーに小さく映っているバイクを見落とさない事が大事です。

最もやっかいなのが、遠くをミラーでしか確認出来ないのに、そのミラーが見える位置で近くの安全確認が完璧に出来ず死角が必ず発生してしまう交差点があります。
この場合は、近くの死角がなるべく少なくなりミラーで遠くを確認出来る位置で完全な一時停止をして下さい。
一時停止も一瞬だけ止まるのではなく、故意に5秒くらい止まって死角に入っている自転車やバイクや歩行者が出てくるタイムラグを作ってください。
そのタイムラグ後にミラーで遠くの安全確認をして発進すれば、100%に近い安全確認が出来る確率が高まります。

遠くを確認する時に、その方向の割と近くに信号機ある交差点がある場合は、その交差点までしか見ないという人の性質の盲点があります。
遠くから飛ばして来る車やバイクが最大のリスクなので、こういう場合は意識して交差点の先の遠くまでよく見るようにしましょう。

見通しの悪い交差点で交わる道路に細い歩道が付いていて、それが坂道の場合は特に危険です。その細い歩道を凄いスピードで子供の自転車が下って来る事があります。
こういう作りの交差点の場合は、歩道の延長線を横切る手前で、必ず一時停止をして、できる限り遅い速度で発進させましょう。
一時停止後に出来る限りゆっくり進んで、相手に自分の存在を少しずつ見せる事が大事です。
ただし、見えてるから相手が止まるだろうと思わないほうが良いです。見えていても我先にで突っ込んでくる自転車等は多いです。

バイクは色々な所を見ながら超低速で走りながら安全確認しないといけません。これは結構難易度高いので、見通しの悪い交差点の通り方を極めるには、超低速走行も極めないといけません。バイクをバンクさせないほうが良いです。バンクさせるとギア抜けゴケやエンストごけの原因になります。出来るようになるまでは足を着きながら超低速走行&安全確認しましょう。
超低速走行が上手に出来ない人は、足付きの悪いバイクに乗るべきではありません。
バイクでも、交差道路に狭い歩道がある極端に見通しの悪い交差点では、歩道延長線を横切る前に必ず足を着いた一時停止をしたほうが良いです。この状況の場合だけは足を着かない一時停止はやめたほうが良いです。低速バランスの練習より安全を優先しましょう。

見通しの悪い交差点での目線の配り方の基本は、
カーブミラー→近く右→近く左→近く右→近く左→近く右→遠く右→遠く左→遠く右→100パーセントの確認→スムーズに速やかに曲がる。
という感じです。
このような安全確認の目線の使い方が出来れば上手な人です。
優先道路の車等にブレーキを掛けさせる事は、まずないでしょう。


見通し悪い交差点の通り方
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