バイクでも車でも、運転していて怖いと思う事はありますか?
その怖いと思うのは良い事で、正常な精神を持っているという事です。
怖いと思う気持ちは、防衛本能ですから、それに素直に従ったほうが良いです。
私は、20歳で免許取り消しになるまで、運転で怖いと思う事がありませんでした。
その為、いつも異常なスピードで公道を運転していました。
高校1年の時は、原付で数え切れないくらい転びましたし、中型バイクを買ってからは峠の走り屋になりました。車ではドリフトを失敗して大破させた事が何回もあります。
スリルを求めて、アドレナリンが出た興奮状態でいつも走っていました。
興奮状態が快楽や達成感に繋がるのですが、今思えば精神異常者です。死ななかったのは運が良かっただけです。
ですから怖いと思う感情は大事で、そう思ったら、それに従ってすぐに速度を落とすべきです。そこでスリルを求めてエキサイトしてはいけません。大事故に繋がります。
怖いとまで思わなくても、ちょっとした違和感や、あれっ、おかしいなぁ?という時も、速度を落としたほうが良いです。
恐怖心や違和感のない速度に一度落として、慣れてきてから、違和感や恐怖心を感じないレベル内の速度に徐々に上げるようにするのが良いです。
私は、今は運転していて怖いと思う事は殆どありません。それは、違和感のレベルで速度を落としたり車間を開けたりしているからです。
また、自分の運転に絶対的な自信を持っている事もあります。(公道を安全に走るという意味でです)
違和感や怖いと思う事には、必ず理由があります。
自分の運転技術が足りない事も含めて何らかのリスクを感じている状態ですから、大抵は速度を落とすと改善されます。
その落とした速度が周りに迷惑をかけるほど遅いのであれば、技術的な問題がありますから、腕が上がるように日々練習しましょう。
自分の運転に自信が持てて、自分のペースが理解出来て、まず事故を起こさないだろうというレベルになるまでは、バイクは他の人と一緒に走らないほうが良いです。
初心者・初級者がツーリングに参加して事故を起こすというのは、けっこう多いです。
事故はつきものではありません。事故を起こさないのが普通の事です。
他の人と一緒に走ると、自分のペースを超えてしまう可能性が高くなります。
速い!と思ったら、ついて行くのをやめましょう。
その判断と決断が大事です。
それが出来ない可能性があるなら、マスツーリングには参加しないほうが良いです。
ついて行きたいなら、ついて行けるレベルになってから参加しましょう。
腕が上がっても、自分のより性能の高いバイクにはついて行けません。
参加者のバイクを事前に聞いて、ついて行くのが困難と予想されるなら、参加しない決断も大事です。
自分のバイクより速いバイクと一緒に行くと、どうしても無理してしまう事になります。
ログインしてコメントを確認・投稿する