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2022年10月20日09:55

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人生意気に感ず「前橋高校でウクライナを語る。前橋高校生の自覚と真の学力は何かを訴えた。追い詰められる教会」

◇19日、前高、いわゆる前橋高校でウクライナの若者と前高生の交流会があった。ウクライナの若者は日本アカデミー所属の3人の女性、リサ、サーシャ、アリーナである。前高生は2年生全員で280人。私たちは壇上に陣取ってスポーツ座りの彼らと対面。授業終了後の午後2時45分、移動はさすがにてきぱきと行われた。NHKなどのカメラの姿が周りに見える。女性たちの前に名誉学院長の私が挨拶した。私はその場の光景から平和ぼけと言われる現代の高校生に喝を入れたいという気負いに駆られた。会場に至る通路には大学合格者の人員が貼り出されていた。「間もなく修学旅行で訪ねるという広島で皆さんが何を感じ何を受け止めるかは非常に重大です」。私はこう切り出した。「77年前の人類史上初の惨劇が再び行われようとしているのです」。会場は水を打ったように静かである。私は学生たちの顔をチラと眺めて「抑えて行け」と自分に言い聞かせた。「広島とウクライナの問題は繋がっています。広島とウクライナを他人事ではなく自分の問題として捉えることが重要なのです」。私は話の中でゼレンスキー大統領が日本人に連帯を訴えたこと及びかつてスペインのサダコ学園を訪ねたことにも触れた。ゼレンスキーを語る私の胸には過去のものになったサムライの姿、世界の自由主義の陣営がこの人に鼓舞されて動いている実態、更には前高の生徒たちが自由と平和を守ることの意義をどこまで受け止めているかというもどかしさがあった。サダコ学園については地の果ての国が学園に名を冠しいてまで広島を受け止めていることを知るべきだと訴えたかった。
 最後に私は学問の意義につき次のように語った。「誇り高い前高生の学力とは何か。単なる受験技術のための知識ではない筈です。世界史の歴史的瞬間に居ることを自覚して欲しい」。
 会場の空気は当然ながら少女たちの生々しいその現地に於ける体験談に集中した。数人の質問も少女たちに集まった。最後に壇上と生徒たち全員の「ふるさと」の合唱が行われた。一度戦乱に見舞われる時は平和なふるさとも踏みにじられるという思いを一つにした瞬間であった。
◇国会の予算委員会の旧統一教会を巡るやりとりを見た。解散請求に向けて国権の最高機関がじわりと動くのを感じた。これを動かしている力は主権者たる国民の世論である。「まだ出る」と国民をなめた大臣の姿があった。この光景を国民は見逃さないと思う。岸田首相の真の決意が試されている。(読者に感謝)

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