mixiユーザー(id:18419990)

2022年10月18日14:49

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むーん

 大野先生に「良いね」と仰られた写真を分析する。
 絶対に月があった筈と思う。だが調べてみるとない。上弦の月は日中に出て夕方に没する。この写真の撮影時刻は未明の01時02分、月が没した後だ。
 月が無くても、この色が出るのか!だったら月の有る無しを気にする必要はない。
 光源は間違いなく人工光だ。とはいえこの人工光は肉眼では感知できないから撮ってみるまで判らない。面白い!
 露光時間は30秒。これはオートの最大時間で、それで足りなければ手動(マニュアル)にしてバルブで1分ほど。些か写真黎明期の写真家の気分になる。

 当時はダゲレオタイプにせよカロタイプにせよ、感光剤の感度は著しく低く昼間でも数分間の露光時間が必要だった。だから、その時代の肖像写真の被写体は、その間じっとしていた。坂本龍馬もだ。
 当時の写真家は命がけだったのでは?肖像写真を撮ってもらう人は名士あるいは武士だろう。撮影に失敗すれば斬られる可能性もある。
 そんなのに比べれば私は気楽なものだ。失敗すれば現場で直ぐに判るし、失敗しても斬られることはない。
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