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2022年10月07日10:23

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人生意気に感ず「ミサイルで脅す北朝鮮の暴挙。世耕氏の“民のかまど”とは。語る力と知る権利」

◇虎の威を借る狐という諺を思い出す。北朝鮮の暴挙のことだ。連日のミサイルの発射を支えるものは何か。世界を二分する一方の独裁勢力が背景にある。「ロシアに急接近」と報じられているが独裁者プーチンにとって北朝鮮は利用価値の大きな存在に違いない。北朝鮮そのものが凶器と化している。アメリカを中心とする西側の存在を良く思わない力は非常に多い。北朝鮮はそれらの全体に支えられていると思っているに違いない。核実験も繰り返している。世界の核保有国の一角に食い込もうとしている。
 この状況が臨時国会で論戦と重なった。急きょその主要なテーマになったのは当然である。国会は民主主義を象徴する舞台である。北朝鮮は民主主義を無力な子どもの遊びと嘲笑っているに違いない。
◇昨日の国会質問で自民党の世耕氏の発言に注目した。気迫の姿勢には人を引きつけるものがあった。私が注目した一つの理由は古代天皇のエピソードが飛び出したからだ。それは政府の経済政策を問う中で使った「民のかまど」という言葉である。世耕氏はこれを繰り返し用いた。民のかまどは5世紀に活躍した仁徳天皇に関するエピソードである。天皇はある時高台から民の生活を見て、炊煙が少ないことに気付いた。そして3年間税を免除したという。この国会で消費税の停止を訴える主張を思い出させる。仁徳天皇の墓は日本最大の前方後円墳として知られる。仁徳天皇は前代応神天皇の朝鮮出兵で疲弊した国力を回復しようと努めた。民のかまどはそれを物語るもの。この頃(応神天皇の頃)、養蚕の技術や儒教が伝えられた。北朝鮮の暴挙を見て古代の交流を思い出す。民のかまどを国会議員たちはどのように受け止めたであろうか。
 世耕氏が「語る力」を問題にした点にも注語した。世耕氏は国民が語る力を熱烈に求めているがどうかと問い、首相はそれは「欠かせない」と答えたのだ。知る権利は民主主義を支える柱であるが、それは発信力にかかっている。その発信力が即ち語る力に他ならない。首相はこれが不得手であると言われていた。
◇最近の異常降雨と大水害で想定外としてクローズアップされるのが下水道や用水があふれる内心氾濫である。その被害が各地で深刻となっている。浸水想定区域図の作成が義務づけられているが本県を含め14県がゼロである。私は地方議会がリーダーシップを発揮すべきであると思う。県内では全12市と7町が該当するという。(読者に感謝)

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