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2022年10月05日09:45

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人生意気に感ず「臨時国会の課題、旧統一教会は。ノーベル賞・古代人の遺伝子は。ロシアの若者はパニックに」

◇3日臨時国会が始まった。政権一年、支持率急落の中久しぶりに嵐の中の国会である。首相の所信表明演説に続いて5日目から代表質問、そして全閣僚出席の最も重要な舞台である予算委員会が続く。
 国民注目の論点は多いが、中でも野党が全力を注ぐのは旧統一教会である。首相は所信演説では遂に教団名に言及した。国会の論戦で矢面に立つのは細田衆院議長と経済再生相山際大志郎だ。自民党内からは山際氏が閣僚を続けるのは難しいとの声も出始めた。旧統一教会問題の論戦は来春の統一地方選に必ず影響する。
◇3日からノーベル賞の発表が始まった。先頭を切ったのは古代人のゲームを解読したスバンテ・ペーポ氏。大方の予想を裏切ったペーポ氏の登場である。私たちは教科書で北京原人やネアンデルタール人について学んできた。それは猿から分かれた我々の祖先がどのような進化の過程を辿ったか、つまり「我々はどこから来たのか」という謎を解く壮大なロマンであった。ペーポ氏は3万年前に絶滅したネアンデルタール人の骨の遺伝子を解読し、その遺伝子が現代人に受け継がれていることを明らかにした。ネアンデルタール人は絶滅前に現代人の祖先と共存していた時期がありこの間の交配により遺伝子を受け継いだ。そのことがネアンデルタール人の骨の遺伝子の解析で明らかになったのだ。従来、人類の進化の跡は骨の形から推定されてきたがペーポ氏によって遺伝子情報から辿れるようになった。ネアンデルタール人の遺伝子の流れはいくつかに分岐したらしい。アジアへのこの流れは新型ウイルスの性質に影響しているともいわれる。日本を含め東アジアでは新型による重症化がヨーロッパと比べ少ないという事実があり謎であった。これはペーポ氏の研究とどのようにつながっているのか。私は好奇心を刺激されている。
◇プーチン氏のウクライナ東部併合と兵士動員令がロシアの若者中心にパニックを起こしている。兵役逃れの大波は主にフィンランドに向っている。延々と続く列車は事態の深刻さを物語る。フィンランドはロシアと1300キロの国境を接する。このフィンランドがロシア人の入国の制限を打ち出した。その理由がロシアの秘密情報機関の紛れ込みを防ぐためだという。スパイ映画にみるような謀略が展開されているのか。若者の動きは何を意味するのか。戦いが本格化していてもロシア兵の士気が全く上がらないと思われる。(読者に感謝)

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