2022書評321

｢六枚のとんかつ｣ 蘇部健一、講談社文庫。

電子書籍。

再読。

バカミスって言われるジャンルの代表作だと思います。超久しぶりに読んだんですが、年取ったな〜と感じました。昔はこれを軽く読めたのだが、今はちょっと疲れちゃう自分に驚きました。

こういう作品が若干苦手だと感じる年になったのか。

ただ、この短編集のトリック、謎解きはなかなか理論的で個人的にはレベルの高い作品だと思ってますが、登場人物たちのキャラや会話とかで少し疲れちゃったかな。作中にもありましたが、島田荘司さんの超有名作品を読んでから挑戦した方がいいと思います。

100点満点中68点。