こんなポンコツな私が何を撮れる、いやさ何ができるのだろうか？

　うーむ、今日は撮影予定時間ずっと雨。授業はzoomで出席し、撮影はお休みだ。

　そういえば前回の出席・提出時、人物が写っている事で叱られる。
　初日の出を撮ったのだが、その人物はいつまで経ってもどいてくれなかったし、どけとも言えない。撮影地には人が大勢居たのだ。そんな長い言い訳、面倒だし見苦しいから「はい！」とだけ応えた。

　私は人を撮るのが苦手だ。撮ろうとして、その前に人が通ったらレンズを上に向ける。兵士が銃口を上に向けるのと同じ感覚で。撃ちませんよ、撮りませんよ、という意思表示だ。なにせ私が私を撮られるのが嫌いなのだから。
　そんなんで、コンプレックスがある。私は人嫌いなのか？そうではない。人が残した形跡を撮るのは大好きだ。
　だから、前回のお叱りは、逆に応援なのではないだろうか？「そんなコンプレックス抱く必要はないのだよ」と。

　兵士を例に挙げたのだからついでに。戦場カメラマンに憧れるが私には無理だ。あんな怖い所に行けない。私は臆病者なのだ。バイクにだっておっかなびっくり乗っている。こんなポンコツな私が何を撮れる、いやさ何ができるのだろうか？