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2022年05月17日11:13

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ホッピー、命日

 今日はホッピーの命日です。2019年に亡くなったので丸3年になります。もうそんなになるのかという感じです。まだ昨日のような気がします。
 昨日はお墓参りに行ってきました。亡くなった祖母や父や叔父、そして雄介へお祈りしたのですが、ホッピーやコッコのことは忘れていたような……。ごめんね、ホッピー、コッコ。そっちで雄介と遊んであげてね。
 ホッピーがまだ元気な時に書いた詩をここに記します。

        夏の散歩

  こどもがいないので
  犬をこどものように思って
  育てていると
  犬は
  わたしの前にすわり
  ――パパさん、おやつをちょうだい
  と言ったりします
  やらないと
  ひっくりかえって泣いたりします
  ご飯のときは
  お膳の前にすわり
  お茶碗をさしだします
  箸をつかって上手に沢庵をはさんだりもします
  食事のあとはテレビを見
  お風呂にもひとりではいります
  夜はわたしの隣で眠ります
  散歩のときは
  四本の足で歩いていますが
  帰ってくると
  立ちあがって二本の足で歩きます

  犬の一生は短いので
  生まれてもうすぐ七年になるこの子は
  人間で言えばもう四十歳ぐらいでしょうか
  あと五年もしたらたぶんわたしの歳を追い越します
  そしてさらに五年もしたら
  わたしより先にこの世から去っていくかもしれません
  そう思ったら
  もうそれだけでかなしくなってきます

  でも今は夏
  あふれるみどりの中を
  この子は元気に歩いています
  歩きながら
  ときおり振り向いて
  こちらを見ます

    ずっと ずっと いっしょだよ

  そんな顔をして
  しっぽをふって

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