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2021年12月16日09:35

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人生意気に感ず「北極圏で38度とは。ノアの方舟を想像する。文明の危機にトヨタの挑戦。オミクロン急増」

◇地球の温暖化が想像を超える規模と速度で進んでいる。正に地球の危機である。北極圏で38度とはなんたることか。世界気象機関(WMO)は14日、昨年6月に観測されたロシア極東の38度を北極圏の観測史上最高気温と正式に認定したのだ。待ったなしの状況に対し世界各国の政府と民間がギリギリのなすべき事を実行しなくてはならない。私は旧約聖書のノアの方舟の伝説を思い出す。神は人類の堕落を怒って大洪水を起こした。ノアは神の指示で方舟をつくり人類と生物は絶滅から免れたというもの。最近の状況は旧約聖書の記述が現実味を帯びてきたと思えてならない。
◇人類は便利さを追求した結果自らの首を絞めている。現代文明は未曾有の破局に向っているように見える。その破局とは地球の温暖化である。その主因は二酸化炭素である。CO2を排出する現代文明の象徴は自動車である。現在世界の自動車業界に変革の嵐が吹き起っている。CO2を出さない電気自動車(EV)への転換である。世界のトップメーカーのトヨタが大規模な世界戦略を打ち出した。世界の自動車業界はEV技術にしのぎを削っている。トップメーカーのトヨタは出遅れの感があるが今回打ち出した方針には日本の自動車業界及び日本の産業界、ひいては日本の環境問題の行方がかかっているといえる。トヨタはEV車の販売目標を2030年に350万台に増やすと宣言した。そしてそのための技術開発や設備に4兆円を投資するという。トヨタだけで出来ることではない。科学立国日本が試練に立たされている。国は様々な政策によって後押しすべきである。
◇聖書にある大洪水は神が人間の堕落に怒り、人間に天罰を加えようとしたと言われる。今日のコロナ禍の状況は暗示的である。オミクロン株が世界を席巻しつつあるようだ。南アフリカや欧州で急増。これらの地域では市中感染も起きている。イギリスの急増が特に著しく死者も出ていると言われる。世界の状況は14日現在71カ国・地域でオミクロンが確認されている。日本が少ないのは謎でもあるが油断は禁物である。群馬で新型ウイルス感染者が異常に多いのは何を意味するのか。最悪の事態に備えるべきだ。先日私たちはこの事態を踏まえて民間の立場から山本知事に政策を提言した。「嵐の前の静けさ」と言われるが、それを過ぎて嵐の中に入りつつある感を受ける。今程地方が試されている時はない。地方の主役は私たち一人一人であり、それは私たちの自覚に懸かっているといえる。(読者に感謝)

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