トラムの地下鉄化

僕の住んでるカールスルーエは人口約３０万の中都市。都市公共交通のほとんどをトラムが請負っていてバス路線はほぼ無し。しかもトラムがDBの路線を使って５０キロ以上の圏内を走っている、いわゆるインター・アーバン。

で、市内の商業地区目抜き通りをトラム路線が走っていたのが地下化された。車は店へのデリバリー以外進入出来ない歩行者道路だったんだが、すごくゆっくり走っていても人や自転車との接触事故が結構あったらしい。で、中心部に入って来る路線を地下鉄化、これ相当金がかかってるし、時間も１０年以上（ドイツのこういう工事はやたら時間がかかるのが普通、、何故なんだろう、、フランスだったら半分以下の時間で出来たろう）かかってるという。

路線切り替えの今日、古い保存車両を走らせるというので出かけた。開通式とかには興味無いんだが、、

この通りがショッピング街。停留所４つ分が地下化。この普通のトラムが走るのも今日が最後。レールはそのうち撤去されるらしい。


デパートの前を通る古いトラム。これは５０年代後半のもの。

結構人が出てて、鉄道ファンじゃない普通の人も写真を撮ってる。鉄道ファンはきっちりカメラと三脚を持ってるのですぐ判る。


古いトラムのすれ違いとかもあるが、狭いので横から撮るのはちょっと無理、、



この通りが線路を撤去した後、どんな雰囲気になるのかな、、勿論カフェやレストランが店を出すんだろうけど、それが最善の案なのかどうか、、、

古いトラムは市内中心部の線路を使って周回したので別の場所でも撮影。自転車移動で十分なのが小さな街の良いところ。



路線ルートの変更が幾つもあるので今後間違えないようにしないと、、、地下駅の様子はまた別の機会に。