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2021年11月09日15:04

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南葉高原キャンプ場

上越市近郊に、南葉高原キャンプ場というのがあり、そこへ向かう。
 着くと、ひとっこひとり居ない真っ暗闇。水がなかったので蛇口をひねるが出ない。野宿に切り替えるにしても水がないのは困る。そんな事なら学校の前を通った時に水を補給しておけば良かった。とはいえ、あらかじめそうだと判っていたら来なかった。というわけで水を探す。水道・湧き水、双方を探す。ダム方面に行くがない。諦めて里へ下るとあった。周りが茶色くて鉱毒が心配だが変な味はしないし水は透明だから大丈夫だろう。とりあえず水ゲット。引き返す。

 さて要はキャンプ場は閉鎖されているのだ。あとで知るが数日前に閉鎖された。それでも戻って見てみる。ネットの情報の通り夜景が素晴らしい!閉鎖されたキャンプ場で野営するのは良くない事だから別の場所にするか?もはや時間が遅いから、そう遠くへは行けない。近くの駐車場にでも設営するしかない。そうしたところで誰が得をするのか?水は得た。電灯なんか要らない。キャンプサイトまで来れてしまったのだし、設備を必要としないのならば野営しても良かろう。なにより、この景色を見てしまったら他の選択肢はない。麦酒開栓時刻22時03分。

2021年11月6日 土曜日 晴れ
 起床7時33分、出発10時15分過ぎ。撤収に時間がかかったのは景色に見とれたり撮ったりしたから。野宿の完全犯罪の手法でいく。本当は野宿は民法上違法である。他人の土地に勝手に野営するのだから不法占拠に相当する。だから証拠は残さない。ゴミなんかもってのほかだ。
 とはいえ、このキャンプ場は登山道の途中にあり少なくなく目撃されてしまった。やれやれ、これでバイク乗りに対する悪い印象を増やしてしまったな。

 このキャンプ場は実に素晴らしい!電灯や水はたまたま使わなかっただけだから、お金を払いたいが事務所には誰も居ない。実に良い仕事をしている。段々畑のようなサイトに排水の為の溝も適切に掘られている。
 冷静に考えると昨晩あんな遅くに着いて泊まれたかどうか疑わしい。少なくとも私が泊まったサイトは誰かに先をこされたろう。それでも機会があれば、ちゃんと開いてる時にまた来たいものだ。その時は今回の分の料金を2倍以上ゴリ押しして払いたい。市が経営しているようだが市に対してではなく、このキャンプ場を整備している者に対してだ。

 出発して、昨夜行かなかった道に行ってみる。とたんに湧き水がある。いや今日帰るのだから昨夜水に苦労したからといって気にする必要はないのだよ?だが気になる。数万年前からアップデートされていないのだ。環境が変わってもそうそうすぐには適応できない。
 そんなに急いで適応すべきだろうか?今の環境に最適化した者が謳歌しているが、ほんの少し前の環境に最適化した者が凋落してはいないだろうか?
 そんな下らない事を考えつつ走っているが、鳥は元気に飛び回り、蛇もいた。冬眠には未だ早い。
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