コロナを飲んでコロナを蹴飛ばそう！

10月5日（火曜）今日も晴れて暑いよう
ってことで、こげな日はメキシコ料理が食べたい！ってヨメはんの要望がありまして、午前中の彼女の通うお絵かき教室が終わってから花小金井の駅で待ち合わせをすることにしました。
目指すは花小金井の地元野菜がたんと使われるメキシコ料理レストラン「タコス メルカド （Tacos Mercado）」であります
花小金井まで一時間ちょっと歩いて行くつもりなので、その前に準備運動かたがた二軒の図書館に返却期限の来た本を返しに行きました。
ヨメはんは日曜日の「ちびまる子ちゃん」で日々の過ぎ去るのがいかに早いか！を実感するそうですが、小生はあっという間に借りた本の二週間の返却期限が来てしまうので”ええ〜、もう？！”って実感するのであります。
なんでこんなに暇があるのに読書に集中できないんでしょう、稼ぎに追われてあくせく働いてた時には年老いてリタイアできたら思う存分、好きな本を読むんだい！って夢見るように張り切ってたってのにねえ…しょぼ
家事が忙しいとか、ヨメはんに振り回されてるとか、布団に入って読もうとしても直ぐに眠くなってしまうとか、言い訳はいろいろあるけど、要は集中できないってことなんです。もうすっかり感性が蓮っ葉になってスレテしまったから、本の世界に長く留まれず、こっちの世界に引き戻されやすいからイケマセン。
となると、如何にそんな爺の感性を鍛え直してゆくかが今後の重要な課題でありまして、家事の改善より難しいけど、残りの人生が短いんだから早めになんとかしないと、いや、そんな無理なことこそ年寄りの冷や水ってもんではなかろうか、心のおもむくままのんびりやろうよ…

そんなことを考えながら図書館に本を返して、花小金井まで歩かなくてはなりませんからリュックを重くしないように2冊だけ借りました。
幾度も買っては、友人に贈った石牟礼道子さんの「食べごしらえ　おままごと」
たぶん未読のはずの森まゆみ「本とあるく旅」（彼女はヨメはんと同い年で、早稲田に同じ頃いたから愛読者として”戦友”みたいなシンパシーを感じております）
ああ、このお二人には、恥じること、なんとも多い我が人生であります。

多摩遊歩道を歩いてたら、道端の赤まんまの花がやけに可愛く思えましたー


あ、ナツメの実もすっかり熟してきてる…

木綿の帽子をかぶりマスクをしながら花小金井まで歩いたら暑くて疲れたけど、いい運動になったのでお腹が空きました。
さあて「タコス メルカド （Tacos Mercado）」https://tacos-mercado.owst.jp/に着きました。
コロナの前は人気店で入れないこともあったから心配したけど、平日のせいか半分ほどの入りでしたんで安心して席に座りました。
風通しも良く感染対策も万全であります。

先ずは、何はともあれー

瓶の上にちょこんと載ったライムを絞り入れて飲めば、スッキリ爽やか、メキシコの太陽の味(行ったことないけど）です
「コロナを飲んでコロナを蹴飛ばそう！」
見えないから蹴飛ばすわけにいかないけど、自分の猜疑心とかヤケになりそうな心を蹴っ飛ばすことはできるっちゃ

ナントカって(^-^;ランチプレートにしたら、まずちょっと辛めで食欲を増してくれるスープが出てきました、旨い！


そしてナントカプレート

いや、いいなあ、小平野菜がてんこ盛りでコーントルティーヤとかタコスとかサルサとかナチョスとか、どれがどれだったか教えてくれたのに忘れたけど、さっぱりした味で、これぞメキシコの味！！って勝手に盛り上がりました
デザートがこれまたうまかっちゃん
写真を撮る前に食べ始めたひとがいたんでメニュー写真を(笑)


いやあ、浮き浮きしたメキシコ音楽（？）もかかってるし、明るい雰囲気のお店での充実したランチでした。
更に更に、ありあわせの夕飯(^-^;の後テレビを見てたら、なんと「世界ふれあい街歩き」って番組がちょうど”メキシコシティー”を
なんだか懐かしくて、いい街だなあ〜、なんてね。
ちょっとずんぐりむっくりで、小づくりで太めで顔の濃い人が多いのも、ヨメはんの親戚っぽくて親近感をヒジョーに感じましたよん

さあて、今夜は我が家も小平野菜たっぷりの豚汁とサラダに、冷凍しておいた栗を蒸して、去年よりはいくらか太めになった秋刀魚ちゃんを塩焼きにして秋を満喫しましょうかね、晩酌は控えめにして秋の夜長は虫の音をBGMに読書に励みませう
そうだ、心豊かに、命短し恋せよ爺〜
またね