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2021年06月08日13:53

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資本主義が嫌いな人のための経済学@読書感想文2

第5章 なぜ国際競争力は重要ではないのか、から抜粋の抜粋

>アメリカで自動車を生産するには二つの方法がある。一つはデトロイトで生産する方法、もう一つはアイオワで栽培する方法だ。アイオワで自動車を栽培するには、小麦をトヨタ車に変える特殊技術を活用する。小麦を船にのせて、太平洋へ送りだすのだ。しばらくすると船はトヨタ車を積んで戻ってくる。小麦を太平洋沖で自動車に変えるこの技術は「日本」と呼ばれているが、それはハワイの沖合に浮かぶ先進的なバイオ工場だといってもいいだろう。いずれにせよ、デトロイトの自動車メーカーの労働者が直接競争しているのはアイオワの農民なのである。

 本書によるティム・ハーフォード、遠藤真美訳「まっとうな経済学」ランダムハウス講談社、2006年、からの抜粋である。 

 酔いが回って来たので、今日はここまで、次回は本書で述べられている「輸入と輸出の均衡性」について書きたいと思う。本書をちゃんと理解する為に書いているので、読んでしまった人にはなんだか申し訳ない。外部装置としてうpしちゃう。

 とはいえ、未だ書きたい事が残っていた。
 最近スマホで見た記事に「日本円一人負け」なんてのを見た。日本円だけ暴落しているのだという。本書を読む前でもつっこめたと思う。
「え?円安って良いんじゃないの?」
 アベノミクスで実現できなかった円安がやっと実現できた訳だ。輸出産業は潤い、輸入産業も舶来物を有難がる層は購入を止めないだろうから日本経済に悪い事はないと思える。
 GDP伸び率が日本が最低、なんて記事も見た。それの何が悪いのか?足るを知れよ!とはいえ近頃、私には色々足りない事に気がついて焦っている最中なので、あまり他人の事はいえない。
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