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2021年06月02日10:16

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 殺人比較と人民の本音

和歌山殺人事件と、イスラエル国・軍のパレスチナ殺傷を比較してみました。和歌山の方は容疑者の目的は金。もし、金を得る方法が他にあれば、殺人はしなかったわけです。


  でも、どう考えても今回のイスラエルの件は「殺し」自体が目的。どちらが恐ろしく、罪も重いか、語るまでもないでしょう。やはり、同様な例に、オウム真理教の毒ガス事件、ナチスのユダヤ人虐殺、日本軍の中国爆撃や南京事件、真珠湾攻撃、アメリカ軍の日本への空襲と原爆投下、ベトナム爆撃などがありますね。共産ロシアもアフガニスタンにそうしたし。殺人自体が無限の罪の重みにしろ、特に殺し自体が目的の罪は甚大です。

  その根の一つに、マルクスが指摘したように、経済利害もあると思います。無視はできない。でも、それ以上に「内輪にやさしく、外には無関心か敵視」という仲間関係があるわけです。かつては、「仲間関係作りの学校目的」の声も僕は聞きましたが、学校は勉強する所だし、実現は不可能ですが、それも恐ろしいものだったわけです。仲間関係の恐ろしさに気が付かない事も恐ろしかった。

  ナチス虐殺の経験から、イスラエルでは家庭や学校で「民族として仲間意識を強くし、団結しないと虐殺されるの」と子供たちに伝えているわけです。それが自らナチスと同じ事をしている矛盾を産んでいる。もっと僕が気になるのは、そのような国の人民は本当に仲間意識を望んでいるのか。発展性のないものを。判るわけはないですが、但し、そのような教育がなければ、子供たちは仲間関係は作りませんよ。仲間にくくられる事を子供たちは嫌うし、その観念もない。小中学時代の僕もそうでしたし、高島平子供会の子供たちもそうでした。これが「人間共通の本音」である気がしますし、仲間に限らず、くくられる事を人間は嫌うから、科学や芸術、文学などの文化を人間は発展させることができるのではないでしょうか。くくられる事はイヤですよね。


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