mixiユーザー(id:12569023)

2021年05月31日10:07

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人生意気に感ず「ワクチン接種を終えた感慨。あらゆる手を打つとき。歴史的瞬間なのだ」

◇29日、ワクチン接種を終えた。大げさと言われそうだが歴史的体験である。新型ウイルスはおよそ100年ぶりであるが、新型ワクチンに遭遇してコロナ戦争といわれる中でワクチンを接種するのは歴史上初めてのことだ。この1年余りの間に世界の被害は、感染者が1億7千万人に近づき死者は352万人を超えた。群馬県の状況は29日の時点で累計感染者数7,794人、死者137人である。
私の予約時間は13時15分で、会場は前橋市総合福祉会館であった。少し早めに着いたが既に30人ほど同時刻グループの人が列を作っていた。隣の人が知り合いで「百年前のスペインかぜの時も大変だったそうですね」と訊かれた。「群馬県ではおよそ3年間で約4,500人の死者が出ました。日本全体では45万人もの人が死んだそうです」と話すと驚いておられた。
 今回はスペインかぜの時と違ってワクチンがあって、世界中で接種が進んでいるが国産ワクチン開発が遅れていることが決定的な弱みである。敵(ウイルス)は人間のワクチン開発に挑戦するように変異を重ねている。従来型より感染者が強い英国株が現われたと思ったら、その上を行くインド株が猛威をふるうようになり、更に今度は英国型とインド型の混合型が出現したというから驚くばかりである。ウイルスは地球上に最初の生命体として出現してから30億年の歴史をもつ。このことからも決して舐めてかかれない恐るべき存在なのだ。現在ワクチン争奪戦が世界で展開されているが人類は謙虚になって力を合わせないとウイルスに勝つことが出来ないと認識すべきである。
◇しかし、当面日本はワクチンの出遅れを打開する喫緊の状況に追い込まれている。ここでは打てる手は何でも検討しなければならない。この点では緊迫感に欠けると批判される菅総理も必死になっているようだ。陣頭に立って自衛隊への働きかけをなすなどはその例であるが更に米製薬会社のトップに首相が直接電話して直談判したことが報じられている。それは先日の日米首脳会談で訪米した時のことである。バイデン新大統領が世界で初めての対面会談を設定した舞台である。菅総理も最高のチャンスをワクチン確保に利他したのだ。ファイザー社のCEOに「日本への提供ルートをお願いします」とホワイトハウスで対話をしかけ相手は「しっかり対応します」と快諾したというのだ。(読者に感謝)

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