肉食と代替肉について

イチロー選手の筋肉のつけ方を夫が息子達に説いていた。

私は台所で夕飯の支度をしながら聞いていたので、全容は聞こえなかったが、お肉を食べてムキムキの筋肉を作っているのではなく、馬のような持続性ある筋肉を付けているんだよ、というようなことを言っていた。

独身の頃一度だけロスアンゼルスでイチロー選手ら数人と一緒したことがある。
お酒は一切飲まず、深夜0時を回っていたけれど、解散後にジムに行くから良かったらと言われ、少しだけ外から筋トレの様子を見学させてもらった時のことを思い出した。

大学はスポーツ推薦だった夫も中学から10年間サッカー三昧で、毎日吸って吐きながら20キロ走る中で筋肉をつけていったと良く話している。
義母も加工肉は一切使わず、肉も沢山出す人ではなかった。魚は多かったが。

最初に出逢った食養の師は大森英櫻先生だったので、人間は小魚一匹摂らず純正穀物採食で充分だと、私は子どもの頃から思っていた。

小学生に入った時から牛乳は飲んだことがない。
高校3年の時にお肉・魚・卵等を食べるのをやめた。
一般企業に就職し、付き合いで魚を少し食べることはあったが、26歳で会社を辞めてからは動物性、白砂糖は摂らず3人の子ども達を自然分娩で安産で産んだ。

一緒に暮らしていた祖母からは「魚も食べないんだから、大きくなれないよ。カルシウムが不足しちゃうよ」と言われ続けたが、娘は産まれてから20年間一度も歯医者のお世話になったことはなく、息子達も1-2回ほどだけ。
私も子ども達も視力は1.5をキープしている。

娘は4歳からバレエ、フィギュアスケート、ダンス部と体を動かし続け、大学ではチアリーディング部。
長男は陸上部で万年真っ黒に日焼けし、次男は空手とバスケ部の練習に毎日明け暮れ、運動神経が3人の中で一番優れている。

娘はお腹の中から16歳まで、長男は10歳まで、14歳の次男はいまだに動物性は食べたことがない。
娘や長男も家では一切動物性は食べず、たまに友達と遊びにいく時に食べる程度。

結婚して料理を毎日作る中で、「お肉を食べないからその代わりに蛋白質の豊富な何かを使わなきゃ」と言う考えはなく、子ども達が成長期に入り、活動も活発になり、こってりしたようなものを欲するので、小麦たんぱくで出来た肉もどきのようなものをたまに使う程度。

マクロビオティックと言う名で世界に広めた桜沢如一氏は、無双食、無双料理、無双食生活法とも言って、「無双流は肉食を否定するモノでもなければ所謂ベジタリアニズムを賞め称えるモノでもない。無双流は無限の自由と、永遠の幸せと、絶対の正義を身にシッカリつける技術」「肉食を禁じてはいない。サトウやクダモノをさけてはいるが否定しているワケではない。無双原理はナニモノをも否定したり排斥したりはしない」と書き、陰陽で食べ物の選択、組み合わせ、料理法、食べ方をしていく技術だと言っている。

こんな「生き方」であるマクロビオティックを長年実践している方達が肉食と代替肉についてのテーマで討論研究していく公開マクロビオティックわの会が今度の日曜日にZooｍで開催されます！
今回のパネラーは生まれ育ちはスペインで、長年日本に住むPatricioさん、肉食が主のアルゼンチンから参加のHimenaさん、マクロビオティックで3人の子育てをしている桜井裕子さん、ファシリテーターは高桑智雄さんが担当、他に磯貝昌寛さん、磯貝柚佳里さん、斎藤武次さん、千葉芽弓さん、中島デコさん、長崎希妃子さん、村井友子さん、山口眞利枝さん、山村慎一郎さん、吉度ちはるさんと言ったマクロビオティックわの会メンバーもパネラーの発表後討論に参加します。

どんな方でも自由にご参加頂け、参加費はドネーション制（0円からの寄付制）で、オンタイムでご参加が難しい方はお申込みフォームを送って下さった全ての方に動画を5月31日まで配信します。
FBの参加ボタンだけではなく、お申込みフォームを送って下さった方にZooｍの詳細等を送らせて頂きます。
既に多くの方がお申し込み下さっていますが、5月16日正午まで皆様のお申し込みをお待ちしております。
https://macrobiotic-wanokai.net/.../19/open-event20210516/
https://www.facebook.com/events/454360655820875/