母の日というとカーネーションだと思っていたのだが、ここ米国では薔薇も人気らしい。で、毎年、母の日の2週間前くらいから、マイアミの空港はコロンビアから輸入される薔薇で埋め尽くされるらしい。マイアミのみならず、母の日に全米で消費される切り花の6割はコロンビア産ということである。
一昔前は、切り花輸出国のトップはオランダであったらしいが、今日ではコロンビアがこれを抜いて世界第一位らしい。米国のみならず、日本でもコロンビア産の切り花はおなじみだと思う。うちのかみさんがアゼルバイジャンというカスピ海の隣にある国に行った時も、なんとコロンビア産の切り花が売っていたらしい。
切り花などという、かさばる上に保存の効かなそうなものを、わざわざそんな遠くから空輸するのもご苦労なことだと思うのであるが、グローバル化とか地球規模化なんて呼ばれるものの一例ではある・・・
コロンビアの薔薇
https://note.com/telemachus/n/nd360694f52c1
ログインしてコメントを確認・投稿する