ばぁちゃんは七輪で豆とか煮るのが好きだった。好きというか、これが一番美味しく煮えるのよ、という確信を持っていた。冬の日に着物でたすき掛けして縁側で七輪の煮物を見ている、それがばぁちゃんの基本的な姿?だった。で、勿論七輪は優れものなんだが、ばぁちゃんは残った炭の灰を集めて鍋などを洗うのに使っていた。洗剤などは使わなかった。母も80近くから、お湯で洗えば洗剤要らない、油をたくさんつかわなければ大丈夫、と言って洗剤を使わなくなった。老化すると脂っこいものを食べなくなるので丁度良かった?のかもしれない。さすがに七輪は無くなっていたから灰を使う事はなかったが。ここではバルコニーでバーベキューする人が沢山居るから七輪で魚焼いても文句は来ないだろうな。まぁこれは実現するかどうか判らないが。そういえば、うちでは家内がプラのスポンジたわしを止めてヘチマと亀の子タワシに替えた。まだ脂っこい食事が多いので洗剤は使っている、、
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