「わんダフル・デイズ」 横関大、幻冬舎。
本日2冊目。
横関作品だから、どうしてもどんでん返し、ラストで一波乱があると思いながら読んでいたので、正直このラスト、思ったほどグッとこず、まあ、明らかに私が悪いんだが(苦笑)。
盲導犬の大切さ、利口さ、日常生活にいかに不可欠な存在なのか、そこは充分伝わったが、一方で育てる側を主人公にした割りには、思ったほどその大変さ、重要さが私には伝わってこなかった。
ミステリーにどこまで色んなものを詰め込むか、作者さんの考え次第ではあるが、横関さんならもう少し違うテイストの作品も書けた気がします、決して嫌いじゃないんですが。
100点満点中69点。
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