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2020年12月25日09:09

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人生意気に感ず「巨大地震の予兆。医療の危機。求められる政治家の覚悟。危機感が伝わらない菅首相」

◇最近、東北から千葉、そして東京南方へかけ太平洋側に連日のように地震が発生している。私たちは慣れっこになっているが異常なことである。地震の活発化は2011年の東日本大震災から始まっている。以来、専門家による警告は頻繁になされているが人々の耳は幾分麻痺しているようだ。コロナの猛襲に心を奪われていることもあるだろう。しかし、日本列島を囲む巨大岩盤(プレイト)の動きはじわじわと確実に進んでいるに違いない。いよいよその時が近づいているという感がする。大自然の時の刻み方は私たちの時計とは違うから、その時は明日かもしれないし何十年後かもしれない。とにかく確実にやってくるのだから大自然の意を「忖度」して備えねばならない。タイムリミットが近づいているのは首都直下型であり南海トラフ型である。
◇政府の地震調査委員会は今年1月24日、南海トラフ地震に伴う津波の科学的な確率を示した。政府が津波の確率を示したのは初めてのこと。調査委は自治体や個人が役立てるように求めている。よく使われる「狼が来る」の話は科学的根拠がなく人心を煽る例であるが、調査委が出した数字は科学的なものでありそこで示された数字は嘘をつかない。
 地震調査委員会は、木造家屋が全壊する3m以上の津波が「非常に高い」確率で起ることを示した。東北を襲った9年前の映画のシーンのような光景が甦る。この警告が発せられた頃から世は挙げてコロナウイルスのことで持ちきりとなった。地震の話はコロナによって吹き飛ばされた感がある。ここで「門前の虎後門の狼」の諺を思い出さねばならない。
◇日本医師会中川会長は21日、医療緊急事態宣言を発表。「何が何でも新規感染者を減らす。誰もが平等に医療を受けられる日本の医療制度が風前の灯火になっている」と現状を語り危機感を訴えた。医療従事者は追い詰められて大変な状況である。コロナ以外の一般の病人までが危機に晒されている。救える命が救えなくなる。日本の差し迫った最大の国難だ。国民は、ある人は浮き足立ち、ある人はパニックに陥り、またある人は無関心である。政治のトップが決意を訴えるべきだ。菅総理からは危機感が伝わって来ない。非常時の司令官は非情の一面が求められる。このことは地方の政治家にもあてはまる。地方選が迫る中、候補者の決意の程を知りたいと思う。(読者に感謝)

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