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2020年12月16日10:27

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人生意気に感ず「Go Toトラベル停止は遅い。コロナと教育の危機。1日の死者が53人に」

◇政府は遂にGo Toトラベルの全国停止を決めた。「遅きに失した」、「医療は既に危機にある」、経済と生命に関し「アクセルとブレーキの同時は無理」等の激しい批判が巷には渦巻いている。経済の活性にアクセルという政府の方針を受け国民の間には気の緩みが広がったに違いない。菅政権は支持率の急落を突きつけられて慌てたようだ。12月に入って、重症者と死者が急増した。国のトップの舵取り責任は極めて重い。ちょっとした決断のミスが救える命を救えない状態に追い込むからだ。国と地方自治体はコロナ対策では車の両輪である。共に強力なリーダーシップが求められる。数字は冷厳に語る。事態の悪化が止まらないのだ。今月12日全国の1日あたりの新規感染者は3,000人を超え、重症患者も13日時点で過去最多の588人に達した。
◇コロナの惨状は高齢者に深刻な攻撃を与えているが教育界への影響も重大となっている。昨日(15日)、県公立大の会議があった。ここで公立大とは県立女子大と健康科学大学のことである。改革によって一法人二大学となっている。つまり群馬県公立大学法人の下に二つの大学があり、昨日の会議はこの法人の理事会・経営審議会であった。私は経営審議員の一人。大きな関心事はコロナ下の授業の進め方で「対面」か「遠隔」かであった。それぞれにメリットとデメリットがある。対面の重要性について主に上毛の内山社長と私が発言した。教育がめざすことは知識だけではない。人との対応、人間関係の構築が重要なのだ。もちろん感染者回避のため遠隔も欠かせない。大学側はコロナ対応のためIT化が大きく進んだことをあげていた。学長は「対面」、「遠隔」のメリットを生かした授業を工夫していくと答えた。文科省も対面の重要性とその推進を要望している。アメリカなどの主流は対面の中で議論を深める中で生きた学問の成果を求めている。この日、女子大の学長選考ルールが審議され、私は議長を務めた。健康科学大はこの冬一番の寒気に包まれていた。厳しい赤城おろしはコロナに負けるなと叱咤しているようであった。
◇15日、とうとう国内の1日の死者が53人に達した。累計では2,715人である。私たちはコロナ禍に少し麻痺しているようだがこのような惨状が続くことは大変なことである。コロナに関する危機意識を自覚することが最も重要だと思う。菅政権はこの危機を乗り切れるのか。死者53人は政権の無策を示すようだ。(読者に感謝)

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