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2020年12月14日10:29

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人生意気に感ず「コロナの猛威は新たな段階に。日本の未来年表。怒濤の新年がやってきた」

◇コロナの猛威が止まらない。日本の動きは世界のそれを軌を一つにしているようだ。新型コロナウイルスの国内感染者数は12日現在、3,041人が「確認」され、初めて3,000人を超えた。死者は全国で新たに27人が確認された。重症者は11日時点で前日比24人増の578人で過去最多となった。感染者3,000人というのは氷山の一角に違いない。なぜなら現在の状況の特徴として感染経路が分からないものが多くを占めているからだ。その中で死者及び重症者の数は比較的正しい数字といえるのではないか。そして高齢者のリスクが強調されている。日本は超高齢社会の先頭を走っている。
◇日本はその歴史上コロナを別としても最も困難な時代の扉を開けようとしている。例えば目前の2021年(令和3年)には団塊ジュニア世代が50代に突入し介護離職者が大量に発生、2022年(令和4年)にはひとり暮らし社会が本格化し独居世帯が全体の3分の1を超える。そして恐るべき不気味な事態として予想されるのが認知症の大波である。2025年(令和7年)には認知症患者が700万人規模に達すると言われる。これは65歳以上の実に5人に1人である。私の小学校の同級生の中にも既に明らかな認知症が出てきた。このような事態に追い打ちをかけるのがコロナの襲来である。正に泣きっ面に蜂である。ではどうするか。座して死を待つなんて有り得ないから答えは単純で決まっている。戦うしかないのだ。ヒントは歴史に学ぶこと。日本は過去幾多の試練を乗り越えてきた。先ず76年前の敗戦から学ぶことだ。私たちは瓦礫の山、廃墟から立ち上がった。その原点に立つべきである。すっかり弱くなり虚脱状態になった日本人の精神を甦らせなければならない。コロナ禍は天の戒めである。日本人はこれに応えて目覚めつつある。既に多くの新しい動きが始まっている。
◇私は日本アカデミーの名誉学院長である。多くの若い留学生に接する中でこれからは外国人と共生しその力を生かさねばならないことを肌で感じる。その場合に重要なことは日本の伝統の文化を堅持することである。さもないと日本は漂流して消えてしまうだろう。大きな山場を迎えた。「はやぶさ」の軌跡は日本の底力の証明だ。このはやぶさは日本の教育界に向って後に続けと訴えている。間もなく始まる新年は怒濤の年になるだろう。天変地変も待ち受けている。その向こうには新たな地平線が広がっていることを信じよう。(読者に感謝)

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