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2020年11月12日10:25

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人生意気に感ず「バイデン氏が掲げる四つの危機と政権の空白。日米の歯車と日米同盟。第三波が来た」

◇世界は狂乱怒濤の状態にある。荒れる激浪の中から一隻の大船が抜け出して来た。その巨船に黒い雲間から一条の陽光が差している。船長はバイデンである。私は今こんな光景を想像するのだ。実質次期大統領と決まったバイデン氏の行く手は多難である。バイデン氏は地球環境及びコロナの問題を人類の存亡がかかる課題とみている。コロナの惨状は第三波に入った。人間は食うために経済活動が不可欠である。生命と経済活動のバランスをいかにとるかが最大の課題。この取り組みでトランプ氏は失敗した。
◇バイデン氏は9日、コロナ対策の専門家チームを発足させた。これは政権移行に向け陣営が着々と動き出したことを示す一例である。トランプ氏は駄々っ子のように自暴自棄になっているが世界の大勢は彼を相手にせず、米国内支持者の熱狂も冷め始め共和党を初め大統領の身内すら旗を巻き始めた。
◇バイデン氏が掲げる「四つの歴史的危機」とはコロナ禍、景気低迷、人種格差、気候変動である。このうち人種格差を除く三つは世界の問題、日本の問題と直結する。これらを前進させるための最大の妨げが今生じている。トランプ氏はまだ強大な権力を握る大統領なのだ。敗北を認めない為に引き継ぎが円滑に行われず行政の空白と停滞の恐れが出ている。連邦政府から就任前にオフィスやパソコンなどの提供も受けられない。情報機関から最高度の機密の報告も受けられない。大統領選の結果が確定するのは12月4日であるが、世界の情勢は刻々と動いているから何が起るか分からない。先日、巨大隕石が迫るハルマゲドンの映画を観た。これは極端な例であるが、地球上でまさかの大事が常に起こりうるのは歴史が示すところだ。株価が異常な高まりを見せている。アメリカ株式市場は今後4年間で2兆ドルという巨額投資を掲げる政権の方針に明るい期待を持っている。菅政権は環境対策で二酸化炭素ゼロを目指している。これはバイデン氏の政策と一致している。間もなく日米首脳は電話会談を行うが両国の歯車は大きく噛み合うと思う。日米同盟の基礎である。
◇日本各地のコロナが急増している。第三波なのだ。100年前のスペインかぜを思うと第三波のただならぬ状況を私たちは覚悟しなければならない。アメリカ薬剤大手のワクチンの朗報が伝わるがオリンピックは可能なのか心配だ。日本も狂乱怒濤の中なのだ。(読者に感謝)

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