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2020年11月06日09:56

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人生意気に感ず「往生際の悪いトランプ氏。アメリカの民主主義の救いを見た。ウェブマラソンは私の金字塔」

◇世紀の対決、世界劇場は後味の悪い泥沼の終決となった。その中でも救われる思いを与えたものはバイデン候補の勝利を語る姿であった。ある知人は言った。「アメリカの民主主義はあんなものか」と。私は、トランプ氏が叫んでいた「アメリカ第一」は何だったのかと愕然とした。
 嵐が一先ず去って改めて思う。トランプの正体は何だったのかと。アメリカ第一を叫ぶ巨大な妖怪だったのかも知れない。この人のエネルギーは異様だった。大衆に訴える姿はナチスのヒトラーを連想させた。異常な煽動者であった。このような人物が世界一の権力を手に入れ、それをコントロールすべき民主主義の仕組みは無力に見えた。
 世紀の戦いはコロナウイルスの嵐の中で行われた。誰かが言った。「妖怪戦争ですね」。4日時点の世界の感染者は4700万人を死者は121万人をそれぞれ超えた。その中でアメリカはチャンピオンの座を譲ろうとしない。その感染者は940万人を、死者は23万人をそれぞれ超えた。この惨状の中でトランプ氏はコロナは恐くないと拳を上げて絶叫した。コロナの嘲笑う声が聞こえて来るようだ。
 今回の大統領選の結果に決定的な影響を与えたものはこのコロナの状況だった。驚くべき量の郵便投票はそれを物語る。アメリカのコロナの犠牲者で黒人やヒスパニック系が多いことは政治の無策を反映する。人権の国に於ける人権無視は、中国や北朝鮮を利することに他ならない。中国では「川建国」という表現があふれていると言う。川はトランプを意味し、川が国を助けているというのだ。
◇トランプ氏はミシガン・ペンシルベニア・ジョージアの三州で訴訟を提起した。法律で許された手段であるとはいえ、ここに来ては最大の煽動行為と言うべきだ。我々の常識から言えば往生際が悪いということになる。
 大混乱の選挙戦の中で私なりに胸を打ったことを記したい。それは非常に多くの人々が長時間の行列に耐え投票した光景である。そこにアメリカの民主主義の真の姿を垣間見たのである。そしてバイデン氏の決意の表明である。分断を乗り越え民主主義を再建すると訴える姿には若さと光るものが感じられた。
◇新聞社から送られた「ぐんまウェブマラソン」の中に自分の名前を見つけて嬉しかった。私にとって80歳の金字塔である。もう一つの金字塔は今月28日の棚下不動の滝行である。(読者に感謝)

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