mixiユーザー(id:11073381)

2020年11月05日04:56

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ペダルを開けてみると、、

ドイツのペダルメーカーだった(今でも名前と製品は残っている)UNION、今ではMarwiという自転車パーツグループの一銘柄だが、結構古っぽい頑丈なペダルが今でも作り続けられている。
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結構長持ちするんだと思うけれど、長く使っていれば玉押しが緩んで来る。そうするとベアリング玉がきれいに一列に並ばなくなり、ガタツキが出て玉押しは虫食い状態になる。普通の人はペダルのベアリング調整などしないから、気がついた時には既に遅し、ということになるんだが、実は古い構造だから玉押しと玉を新品に替えれば元通り、というスムーズさになる。そして再び20年くらい使う事が出来る、と思う。
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んだが、、、実はこの玉押し、部品として販売されていない。だから玉押しに虫食いが出来たらペダル交換ということになる。しかも、このペダルは現在価格1200円位だから、玉押しが手に入ったとしても部品と工賃の方が新品のペダルよりも高いことになる。

だったら修理しようとする人は居なくなりますよね。今の世の中の問題はモノの価格と人件費/工賃のバランスが完全に崩れ去ってしまっている事だろう。低賃金諸国で安く生産させて利潤を上乗せして売りさばくという商売を続ける限り今のゴミ問題とかモノが溢れた世界とかは変わるはずが無い。昔、僕が子供の頃の話ですから50年以上前ですけど、、鍋釜の修理が行商で来た。鍋に穴が開くとこういった人達が修理してくれた。

今、コロナ感染が拡大を続けるのを見ていると、これは人間に対する警鐘かな、とも思えて来る。スローダウンしろ、みたいな。とは言っても、アジア諸国や日本のように感染者が少ないとそういう気分にもならないだろうな、、、
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