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2020年11月02日21:41

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ふたたび銀杏を拾う晩秋

 取り立てて書くほどのことか、とも思うけれど、先週金曜に近くの川の土手から2本のススキを持ち帰り、ダイニングテーブルの上に活けている。まるで枯れたような姿形ではあるが、水に挿しておくと、少しずつ輪郭が水彩絵の具の滲みのように広がっていることがわかる。かつてはススキなんてどこの町でも見かけるただの雑草であったが、こんにち、都市部では案外と物珍しくなっているかとも思う。
 朝は早々にいったん、雨がやんで、晴れ間が見えた瞬間もあった。
 翻刻をちょっと中断、というか休憩したくて、境内に落ちている銀杏を拾う。ご近所の老婦人からリクエストがあったので。
 立ったり座ったりの動作を繰り返す。15分ほど続けていると、案外といい運動かとも思う。剝かなくていいと言われたので、臭いのきつい実そのままで持参する。あいにくご不在だったので、銀杏の入ったレジ袋を玄関前に置いて帰った。
 その後、高校の恩師宛てで鎌倉市民の「駄菓子」的銘菓を電話注文した。たまたま、送料の割引きキャンペーンが始まっていたので400円ほど安くなった。これとは別に、手紙を書かなきゃな。
 相変わらず(紙の)辞書を一日に5回から10回は引いている。
 今日はひょんなところで引っかかって、一つの言葉で国語辞典を3冊、読み比べした。
「しぐさ」という言葉がある。仕草とも仕種とも書く。
 どちらがメインの表記なのだろう。
 福武国語辞典では「仕種」「仕草」の順。
 三省堂の例解新国語では「仕種」のみ。
 小学館の現代国語例解では「仕草」「仕種」の順。
 雑な統計をすれば、仕種にやや分があるか。個人的には断然、仕種を選びたい。
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