疲れ目、かすみ目に効く点眼薬

　昨夜の23時、日記を書こうとMacbookProを起ち上げ、ついいつも習慣でYouTubeに行ってみたら、一昨日に聴いた動画についてのアンケートがトップページに上がっていた。ドイツのプログレ「Tangerine Dream（タンジェリンドリーム）」に2011年から加入した日本人バイオリニスト山根星子のソロについて、五つ星のうちのどれかを問うアンケートだ。一昨日はタンジェリンドリームのライブコンサートを1時間ほど聴き、そのあと彼女の動画もあったので、数分視聴したのだった。
　アンケートなんて無視すればいいのだけど、高い評価を与えてあげたい！　あのドイツを代表するプログレに彼方東方の我が国から加入したんだもの。
　タンジェリンドリームは1967年から活動を開始し、メンバー交代をしながら今日に至っている。創始者は2015年に亡くなった。元のメンバーは一人もいないのに、いまだタンジェリンドリームは在る。
　山根さんのプロフがウィキに載っていた。

東大阪市出身。4歳からクラシック音楽やヴァイオリンなどを習い始める。地元の大阪府立夕陽丘高等学校・音楽科を卒業後、愛知県立芸術大学・音楽学部（器楽学科）に進学。同大学院にまで進む。在学中ドイツに度々出掛け、留学を視野に現地の状況をリサーチしたり講習などを受けていた。
2006年、大学院の修士課程修了後に渡独して首都ベルリンに在住。個人レッスンや語学学校にも通いながら各音大を受験して、北部のロストック音楽大学に合格し2007年から在学する。ブランデンブルク国立管弦楽団の研修機会を得たり、ベルリン交響楽団に参加するなど優秀な成績を修め、同校を首席で卒業する。

　ドメスティックな私にとっては、仮想現実のような経歴。
　四国の田舎から上京し（京都ですが）、『飢餓』という絨毯敷きのロック喫茶に出入りしていたらある夜、隣からマリファナが回ってきて、ほんの一口だけご相伴にあずかり、終バスの時間が来たので帰ろうとしたら、隣にいた女性が「帰るの？」と言うので「バスがなくなるから」と答えたら、「うちにおいでよ」と言われ、拾われた野良猫になって彼女のマンションに行ったのだが、その時に流れていたのがタンジェリンドリームだった。
　マンションに入れてもらってしばし後、「セックスはしないからね」と言われ、「はい」と答えつつ、男女のルールというものを教えてもらった。私にとってはそんなタンジェリンドリームなのである。
　ですから、山根さん、☆五つです！

　今日はかかりつけの眼科医へ。緑内障の進行を止める点眼薬を処方してもらうため。
　そろそろ客が減る頃かと、午前11時に行ってみたら、待合室は密も密な状態で、受付の人から「診察は午後1時くらいになります。もし薬だけの処方でしたらもっと早いですが、診察を受けられますか？」と尋ねられる。
　ソッコーで答えた。
「診察も希望します」
　点眼薬は3カ月ほど保つので、今年最後となること。
　眼の状態を知りたいこと（診察前にいろいろと検査される。診察代が高くなるけど）。
　あと2つの質問をしたかった。
「新聞やテレビでルテインとかアントシアニンなどが含有されたサプリメントがよく出ているけれど、効果のほどを知りたい」
「スマホを15分以上見ると、目がかすむ。そんなときに魔法の目薬はあるの？」
　だから医師と向きあっての診察を受けたい。
　いったん家に戻って、午後1時前に出直した。
　さらに30分待って、ようやく検査と診察の順番が来た。
　一つめの質問の回答は「眼科医でその手のサプリを服んでいる人なんていません。効果はゼロです。ああいうインチキな不安商法はなんとかならないものかな」
　二つめの答えは「うーん、難しい質問ですね。いちばん簡単な方法は蒸しタオルで眼を温めてやることかな。でも、焦点を合わせる補助をしてくれる目薬はあると言えばあります。どうします、試してみますか？」
　私はサプリに数千円を払う気になっていたので、それよりは安いだろうと経済的なことを考え、「はい、目薬もお願いします」と頼んだ。
　先生は年内に来なくていいようにという配慮から目薬を6本処方してくれた。
　
　既にさっき差してみた。先生の話だと半数の人にしか効果はないとのことだが、私には結構効くようだ。ラッキー。
　これでパソコンやiPhoneに向かえる、助かった。