心学「慎独」
独りの時こそ、自分自身が慎む時である。
誰もいない為に、我欲を抑えるのは自分の心。
他人の眼は自分を抑える力を持つが、
他人の眼がない時は自由気ままに出来る。
しかし、この独りの時は本当に独りではない。
もう一人の自分が心の中に居る。
他人は居ないが自分自身が居る。
そのもう一人が如何なる意見を言うのか、
それによって自分と云う人格が創られる。
他人の前では品行方正であっても、
自分独りになった時に「我がまま」であっては、
せっかくの修養も消えてしまう。
常に「慎独」の心を忘れずに、
自分自身との対話に気をつけよう。
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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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