心学「一寸の光陰」
故事「一寸の光陰」を軽く思ってはいけない。今の言葉で言えば、「瞬時も無駄にはしない」ことである。
時間は止まることなく瞬時に過ぎ行く。その瞬時を無駄にはしない。
ほんのわずかな時にこれまでにない発想や出会いが生じることもある。もし、時間に余裕ができたら、まずは自分自身を磨くことに専念する。
常に過去を振り返り、傍に書物を置き、他人を観察し人間学を修める。
一瞬でも無駄な時間を過ごさない。この心掛け、初めはきついように感じるが、慣れれば瞬時に考える心の資質ができる。
何事も慣れが大事。慣れるまでの実践と継続に心の力が必要になる。
続かない人間はこの実践と継続の力に欠けることが多い。
それも自分自身の心一つである。人間、寝ている以外は何かを考えているはず。その為にも、時間を有効に活かす工夫が必要であり、自分自身を成長させる好機になる。
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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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