「あの子の殺人計画」 天祢涼、文藝春秋。
本日2冊目。
帯に騙されたという思いが残りました。
アリバイトリックに新境地!
確かにそう言われればそうなんだけど、この作品のウリってこれ?
この作品、かなりレベル高いと思うんです。だから、このフレーズではおさまらないくらいスケールの大きい作品だと言いたいんです。
ある程度、何か仕掛けがあるという前提で読んでいたのに、全く想像していなかった真相。このパターン、よくあるとまでは言わないが、何作品か読んでいたのに。
しかもあの人物がまさかこういう職業に就いていたとは、とにかくいい意味で、読者を驚かせてくれる作品だと思います。
今のところ、ミステリーに限っては、今年No.1かな。
100点満点中70点。
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