mixiユーザー(id:22004800)

2020年09月22日19:57

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2020書評294

「あの子の殺人計画」 天祢涼、文藝春秋。

本日2冊目。

帯に騙されたという思いが残りました。

アリバイトリックに新境地!

確かにそう言われればそうなんだけど、この作品のウリってこれ?

この作品、かなりレベル高いと思うんです。だから、このフレーズではおさまらないくらいスケールの大きい作品だと言いたいんです。

ある程度、何か仕掛けがあるという前提で読んでいたのに、全く想像していなかった真相。このパターン、よくあるとまでは言わないが、何作品か読んでいたのに。

しかもあの人物がまさかこういう職業に就いていたとは、とにかくいい意味で、読者を驚かせてくれる作品だと思います。

今のところ、ミステリーに限っては、今年No.1かな。

100点満点中70点。
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