「超能力とは言えないので、アリバイを証明できません」甲斐田紫乃、宝島社文庫。
本日3冊目。
かなりネタバレあります、ご注意ください。
なんか、勿体ないというか惜しいな〜というか。
使えなさそうで実は使える超能力、この設定は上手いと思うんだが、超能力にもう少し制限があった方が良かったし、こんな大勢に超能力があるという設定は、結果的にゴチャゴチャして終わってしまった感じ。
正確には制限はあったんだけど、もっと厳しい条件にして、解決編で驚かせて欲しかったし、これだけの一族の多くが超能力あるんです、これが作品のウリにもオチにもしたかったのが作者の思いだというのも分かるんですが、もう少し上手く絡めれば、大傑作になった気がして勿体ない感が満載になっちゃいました。
100点満点中69点。
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