「凪に溺れる」 青羽悠、PHP研究所。
本日1冊目。
図書館で予約して読みました。
正直、50歳を迎えるオジサン向き?って思いながら読んでいましたが、読みやすい文章で一気読みできました。
言い方悪いが、天才が周りと共生できずに、日の目を見る前に死ぬ、ありきたりとまでは言わないが、それなりに見かけるパターン。ラストも、まあ、想定の範囲内。
一気読みできたのは、その主人公がおとなしいタイプの天才だった点。控え目なキャラ設定だから、他の登場人物たち(生きている彼を知っている)が活きる。彼の消息を探ることに違和感を感じなくなる。ここが成功した点だと思います。
私は好きな作品でした。
100点満点中70点。
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