「死神の棋譜」 奥泉光、新潮社。
相性イマイチの奥泉作品、今回もクセのある作品で苦労した〜。
流行りというのは少し語弊があるのかもしれないが、一般ピープルからすると奥深い世界の話だから、多少、あくまでも多少マニアックな、独特な世界観の作品になるのはわかります。
ただ、奥泉さんの作品は、更にディープ、更に独特な世界観に連れていかれるため、結果として他の作品より疲れる。今回もページ数の割には疲れました。
個人的にはもう少しタイトル通りに棋譜を全面に出して欲しかった。棋譜からスタートした事件でしたが、最後はボヤけてしまった気がしました。
100点満点中69点。
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