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2020年08月28日09:47

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人生意気に感ず「文科省の学校へのメッセージ。政府全国民分のワクチンを確保へ」

◇コロナ戦で、コロナと共に怪物が徘徊し人々を苦しめ社会を混乱させている。怪物とは中傷、デマ、風評でありいじめと同根である。怪物はSNS等の文明の利器を使う卑怯者である。自分を明かさずに他を攻撃することは無責任であり弱者の手段である。日本の社会の病理を象徴するものでもある。
 職員がコロナに感染した認定こども園のことが報じられている。「地域の行事が中止になるかも知れない。どうしてくれる」、「すぐに全員の検査結果を公表しろ」、この種の電話が相次いだという。大人の世界がこうだからこどもの世界は尚更だろう。
◇夏休みが終わり、学校が始まる。登校を恐れる子どもが多いに違いない。こどもの世界は残酷である。行政はコロナ禍を教育の問題として受け止めて対策を立てるべきは当然である。
 文科省は25日、コロナによる差別いじめを防ごうと児童生徒教職員保護者等にメッセージを発表した。全国の学校は今やクラスター発生の危機にある。そこでは感染者へのいじめや誹謗中傷が起きている。再開する学校を悪魔の森のように恐れるこどもたちが居るに違いない。彼らを救わなければならない。
 文科相は呼びかける。「感染した人が悪いのではありません。早く治るように励まし治って戻ってきたときに温かく迎えて欲しい」と。子ども達の背景にいる保護者の存在は非常に重要である。親の考えはただちに子どもに影響を与えるからである。文科相は保護者に対し差別に同調せず、差別に対してはそのようなことはやめようと声をあげることを促している。
◇文科相のメッセージがいかに効果をあげるかは地方の受け止めと施策にかかっている。各自治体の首長はその地方の特色を踏まえて、工夫を凝らしたメッセージを発すべきである。
 現在、子ども達の心の世界は危機にあると思う。物質中心、欲望に流される享楽の社会の影響を受けるのは子どもたちである。子どもたちにコロナに関し差別といじめをしないよう導くことは子どもたちの心の世界を正す絶好のチャンスなのだ。
◇政府は来年前半までに全国民分のワクチンを確保し、また新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行に備え検査体制を拡充する方針などを明らかにした。これを実現するためには都道府県との連携が不可欠。政府は9月初旬にも都道府県に検査体制の整備計画策定を要請する。コロナとの国を挙げての天王山がやってくる。(読者に感謝)

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