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2020年08月24日09:56

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人生意気に感ず「地元の議会革命のカギは。ワクチンの優先順位は重大な人権問題だ。米大統領選の行方」

◇22日、ミライズの会で議会改革について話したが、最大の議会改革は議長の選び方にあるということにも話は及んだ。私も議長経験者なので陋習(ろうしゅう)に流された勇気のないかつての自分の姿を思い出した。陋習とは悪い習わしのこと。議長の任期は法律上4年であるが一年で辞任する習わしが続いている。多くの者に議長の椅子を回すためだ。結果としてほとんど全ての自民党議員が議長を経験する。このことは議長職の権威を軽いものにし形式的なものにしている。中には議長の重責に適さない可能性の者も就任する。それでも済んでいくところに問題がある。知事と車の両輪であるべき議会がこれで良いのかという声が聞かれる。議会の形骸化の象徴というべきだ。
◇コロナ戦争が激しく展開する中でワクチン開発競争が予想を超えて激化しているらしい。最先端を走るのが英アストラゼネカと米ファイザーである。日本政府はこれらが開発に成功した場合両者から1億2千万人文の供給を受ける合意を取り付けている。実際に接種する場合にいくつもの課題があるが、その第一は優先順位である。限りあるワクチンを一度に全員に接種することは不可能である。段階的に接種する場合に優先順位を予め考えておかねばならない。これは私が県議会にいた2009年の新型インフルエンザの時も議論されたことである。あの時は社会の存立と方向を支える政治を優先順位に位置づけるという意見もあった。現在、この考えを出せば世論の袋だたきに合うだろう。
 今回、コロナ分科会は提言をまとめたが流石にこの考えはなかったようだ。分科会は重症化リスクが高い高齢者や生活習慣病などの持病のある人、治療に際し感染リスクが高い医療従事者を優先接種に位置づけた。大きなくくりとして異論はないと思う。ことは人権に関わる重大問題である。重症化リスクの高い高齢者の中には様々な人がいる。回復の可能性が少ない重症高齢者等が後回しにされる可能性が議論されるに違いない。優先順位者の中の第一位には医療従事者を位置づけるべきだと思う。
◇ワクチン接種は目前に迫っているが南米、インド、アフリカなどの後進国へワクチンがわたる事を考えねばならない。国連のWHOの独自のプランに期待したい。目前の米大統領選の行方と結びついている。民主党政権が真のアメリカの指導力を試す時になるだろう。(読者に感謝)

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