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2020年07月31日10:01

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人生意気に感ず「PCR検査の拡大こそ。ワクチン使の優先順位。知事の自己評価は70点」

◇感染拡大が迫っている。それに対してなすべきベストを怠っていないか。敵の実態を知ることが第一である。孫子の兵法は言う。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。“敵を知る”とは現在PCR検査を拡充してウイルスの実態をつかむこと。“己(おのれ)を知る”の最重要事はウイルスに立ち向かう医療体制を工夫することだ。多くの医療機関が赤字となり経営危機に陥っている。29日、某野党は山本知事に「緊急要望」を渡した。主な内容は県内感染者は明らかに増大していることを踏まえ、PCR検査の抜本的拡充と医療崩壊を防ぐための医療機関への支援等である。これは今や全国的緊急課題であり、地方は国と連携して取り組まなければならない。
◇PCR検査の遅れは酷い。主要7カ国の中では最低。人口比での低さはアフリカ諸国にも負けている。世界の経済大国の名が泣く。布マスクの配布どころではないだろう。PCR検査を抑えている主な理由は何か。多くの陽性者が見つかったら医療崩壊が起こる。偽陰性も増えるということらしい。「偽陰性」はウイルスをもっていて、つまり感染力を有している無症状者だ。これを放置したために感染拡大を許したと指摘されている。偽陰性が家庭内で高齢者にウイルスを伝える。高齢者は重症化する。虎は野に放たれたのか。全国の感染状況を見ると手遅れの恐怖感を抱く。
◇ワクチンの実用化が直ぐ目前に来た。大きな課題は限られた資源を有効に使うために優先順位を議論しておかねばならぬこと。私が県議会にいた頃、2009年の新型発生時も問題になった。医療従事者、リスクが高い妊婦や子どもから接種することが必要だ。公平、平等、人権の問題につながる。重態の高齢者のことなど考えると極めて難しい問題が存在する。現在、政府は多くの課題を前に無策の感がある。それに対し救いが感じられるのは地方の存在である。国難の時に真の革命児が現われて壁を突破してきた。戦後75年の泰平の眠りの中で日本人の精神的基盤は崩れ去ったのか。廃墟から立ち上がったハングリー精神を取り戻さねばならない。
◇知事は任期1年目の自己評価を「70点」とした。本人の内心はもっと高得点を意識しているのではないか。2年目の抱負はコロナを最小限に止めることとした。知事の正念場であり後に70点と自己評価できるか興味が湧く。(読者に感謝)

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