心学「無駄」
無駄を防ぐには普段の生活に知恵と工夫が必要。まずはすぐ金銭を使わずに「まだ使える」「直せば使える」「何か工夫すれば」などの知恵を働かせる。
この知恵が工夫を産み、思わぬ良案が浮かぶ。使う予定の金銭を使わずに済む。実にありがたい工夫になる。
現代は物が有り余り、使い捨ての時代である。昔は物がなかった為に多くの修理業が成り立っていた。しかし、最近では修理する業者も少なくなり、廃品回収業が増えている。ただ、その廃品から再生加工して新たな製品は誕生しているが、一般家庭でそれはできない。
となれば、家庭内でも可能な工夫があれば、捨てると云う無駄を防げる。これを考えるだけでも楽しくなり、そこに工夫が生まれて来る。
たとえ上手く行かなくとも工夫する心があるだけでも大いなる進歩ではないか。
できれば家族全員で考え、物の大事さをもう一度見つめ直すことが良い。金銭は容易く使えるが稼ぎ貯めることは容易ではない。
知恵と工夫によって無駄な出費を防ぐだけでも、生活費が助かる。
金銭を使う前に工夫をすることを常に心掛けて、無駄を防ぎ、その分を有意義な使い方に回そうではないか。
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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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