「うちの父が運転をやめません」 垣谷美雨、角川書店。
図書館で予約して読みました。
安定感、抜群だな〜。
今回もインパクトあるタイトル&特徴ある設定&分かりやすいストーリー展開、3拍子揃った作品でした。ちょっと出来すぎな話ではありましたが、いい意味で肩入れしやすかったです。
途中から高齢者の運転とは違う方向に話が進みましたが、結局は落ち着くところに話が落ち着いた感じ。ラスト1行は秀逸。
地方の過疎化を上手く絡めた点と主人公を男性にしたのは正解。この作品に関してこういう考え方、行動を起こすのは男性の方がすんなり受け入れられると思います。
本屋大賞ノミネート、ありそうだな。
100点満点中70点。
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