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2020年07月26日11:03

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本州最北端

2020年7月21日 火曜日 晴れ後雨
起床6時02分。いちばんに出発してしまい時代に追い越されてしまうのかと思いきや年配の方に僅差で先をこされる。釣り人には勝てぬ。テントはそのまま。ペグダウンされていないのが少し心配。出発8時10分頃。
この辺の民家は周りに薪が積まれている。薪を日常的に使っているから扱いに慣れている。キャンプは都会人の趣味だ。だからテント設営を手伝ったからといって得意がって日記に書くほどのことではない。
イーハトーブを探すべく主要道を避けて細い道を選んで行く。
八戸川内大規模林道(舗装路)から、あてずっぽうに東へ右折した未舗装路が石峠まで繋がっていた。その道の左側にガードレールを発見する。道が在った証拠だ!道そのものは植物が生い茂りガードレールがなければ判らない。これこそ私が求めていた被写体だ!
しつこく撮る。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというから弾幕を張ったつもりだがファインダー越しに当たった気がしない。事象としてはものすごく面白いと少なくとも私は思う。だが写真として成立しただろうか?
その前後も五感を研ぎ澄ませ、いや六感、末那識や阿頼耶識も動員して・・・。嗚呼そうか、写真はそのうちの視識だけしか反映しない科学装置なのだな。
今晩は折爪岳のオートキャンプ場にして折爪岳を登るが、オートキャンプ場は閉まっているではないか!もはや他を探す気力も体力もない。折爪岳の展望台の近く、展望台からは見えない松の傍に野宿。今回初めての野宿だ。雨が降っているし霧も深い。夜間は誰も来ないだろうが明朝は早い出発を心がけるべきだろう。麦酒開栓時刻20時26分。

2020年7月22日 水曜日 晴れ一時大雨
起床6時02分、出発8時15分頃、完全犯罪。
起床時は霧があったが出発時に晴れた。展望台に登ってみる。展望は良い。電波塔のある山頂は須らくてんぼうが良い。だが、こういううのも写真として成立しないんだよなあ。科学技術は進歩しているのだから、いつまでもカメラオブスクラでなしに、なんとかならないか?
岩手県から青森県へ。とうとうイーハトーブは見つからなかったようだ。
三沢航空科学館に寄る。ミスビードル号を観たい。特別展示の零戦も観たが、これは観なくてもよかったなあ。映画撮影用のハリボテ、もうひとつ練習機の本物も展示されていたが、湖から引き揚げたボロボロの機体だ。ミリオタならグッときたのだろうが。
常設展は良かった。やはりミスビードル号がいちばん良い。恥ずかしい事だが、太平洋戦争でキスカとかが関係するのが良く解っていなかった。日本とアメリカを最短距離でむすぶとアリューシャン列島とかカムチャッカの南を通るルートになる。パンクボーン・ハーンドン両氏の冒険にグッとくる。
そこから、むつ市まで何もない。天気も急変して大雨にみまわれる。すまぬが緊急避難として道端で合羽に変身。通る車は大幅に迂回してくれる。時折謝意を示す。
むつ市で晩飯と肴を得る。
下風呂温泉の大湯が凄く良い!湯船が2つある。
「そっちに入ると火傷するよw」
地元のお年寄りが気軽に話しかけてきて、ほっこりする。
火傷するほうにもトライする。いちおう首まで入ったが一瞬だけだ。悲鳴をあげつつ退散する。ぬるい方でちょうど良い。
大間崎の側にキャンプサイトがあり、そこにする。乗り入れる気でいたら乗り入れているバイクが1台もない。バイク率は高い。そうなると私も乗り入れるわけにはいかない。サイトまで荷物を運ぶのは面倒だが仕方ない。麦酒開栓時刻21時半頃。
その15分ほど後に外国人の車が来た。車中泊のようだが23時を過ぎても話し声が聞こえる。ほら言ったとおりだろう?私が未だ起きているのも悪いのか?他の日本人は無音だ。
白人だ。英語ではない。ロシア語だろうか?私のバイクの側で食事をしている。バイクに盗まれて困る荷物はないはずだがさて?
なんて事を書いていたら声をひそめはじめたw。食事場所も撤収しはじめた。日をまたぐ前に彼等も静かになりそうだ。

2020年7月23日 木曜日 雨後晴れ
起床6時23分。昨夜の外国人は日をまたぐ前に立ち去った。えー⁈
ここのキャンパーは早い。私の起床前に出発した者もあり、大半が撤収作業に取り掛かっている。ライダーでは私がビリ、ブービー賞。最後発は23時近くまで酒盛りしていた年配者のグループ。
早くも今晩泊まるライダーが設営している。ここをベースキャンプ的にするのだろうか?
撤収作業をしながら市川から来たというカブ乗りと話す。情報交換はあまりないが会話に飢えていたので楽しい。出発8時45分頃。
出発後まもなく降り出した。標高が上がるとそれが霧となる。霧を撮る。霧だけにキリがない。労働にも思えてきた。だんだん撮り方が雑になる。
天気が回復すると陸奥湾の海にも表情が出てきた。雲も良い。
無料の自動車専用道に乗ってしまった。こここそ無料高速下道バイクサンクチュアリ理論が適用されそうだが、時間的に正解だったともいえる。
その後もひたすらバイパスで急ぐ。
今晩は十三湖中の島ブリッジパーク。受付時間を過ぎていてサイトを探すのに苦労する。麦酒開栓時刻21時08分。またしても22時を過ぎるとぴたっと静かになる。
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