2020書評213

｢彼女は弊社の泥酔ヒロイン-三友商事怪魔企画室-｣　梶尾真治、新潮文庫NEX。

本日3冊目。

図書館でゆっくり座って読みました。

いや〜、かなりマニアックな設定。この設定で一冊書き上げたことをまず一番に評価したい(上から目線ですみません)。

ただ、わざわざ更に複雑な設定にしなくても良かったのでは？と正直思っています。もっと単純に、上司を助けた時みたいな、この設定だけで押しきった方が、もっと肩入れできた気がしますが、それだと似たような作品と差がでないから、ここまでマニアックにしたのかもしれません。

まあ、文字で読むより、生田斗真と結婚された女性を主人公にして連ドラ化したら受けると思いますよ。

100点満点中68点。