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2020年07月17日10:20

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人生意気に感ず「夜の街の実態。都の悲壮感。スズランの危機の意味。世界の協力とWHO。超大国は駄目だ」

◇「意趣返しているような菅語録」。全国紙に載った川柳である。記者会見から小池知事の危機感が伝わってくる。「夜の街」を抱える都知事と政府では危機感の認識に於いても当然差がある。
「夜の店」の薄い危機感が指摘されている。6畳2間に6人で共同生活するというホストの生活様式が報じられた。歓楽街の経営者の中には破れかぶれの人もいるに違いない。新宿は元々違法と適法が混在する街。人間の欲望を法で縛るのは無理という人間の深淵に通じる問題もある。そんな新宿をコロナが襲った。強いられた自粛は牢獄だ。それが解かれたから暴走が起こるというのは当然。再び慌てて規制を強めようとしても無理な感がある。知事は「指針を守らない店の利用は避け認証マークのある店を選んで欲しい」と強調。知事の胸には学歴詐称などの批判を吹き飛ばそうという意識があるかもしれない。
 しかし強制力のない制度の下で無軌道を必死で食い止めようとする姿には共感を覚える。空前の得票も大きな後押しになっているのだろう。
 この歓楽街に観劇に出かけてコロナを持ちかえった群馬の2人の女性に批判が巻き起こっている。スズランの被害は甚大だろう。コロナの魔力がいかに凄いかを改めて認識すべきだ。
◇米中の対立が激化している。トランプ大統領は目前の選挙の劣勢にあせりを感じているのだろう。トランプは香港に対する中国の「国安法」に制裁を加え始めた。英国がこれに同調している。欧州各国もその方向らしい。中国が恐れるのは国際的孤立である。コロナ対策の上で最大のマイナスは国際的対立。特に米中の悪化だ。5年前のエボラの時はオバマが世界的な指導力を発揮した。今のトランプにはそのような大局観が見えない。WHOからの撤退はアメリカ自らの首を縛るもの。
◇そんなアメリカにも救いが感じられる現象がある。米国の企業及び個人から国別で最大額の寄付がWHOに寄せられているという。これはトランプに反対する健全な民意の存在を物語る。各国民間の寄付にはWHOにとって大変ありがたい存在である。ひも付でない金を迅速に途上国の医療物質供給などに回せるからだ。WHOの存在意義はコロナ危機のような時にこそ最大限発揮されるべきだ。
◇コロナ対策で超大国が頼りにならないことが歴然となった以上、日本の役割は益々大である。人類史上のチャンスを天が日本に与えている。(読者に感謝)

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