mixiユーザー(id:22004800)

2020年07月14日20:55

80 view

2020書評207

「仮想真実」 小杉健治、朝日文庫。

真相はなかなか個性的というか特徴的で、印象に残りました。

ただ、リアリティーさは、正直なところかなり微妙。男の性格をあの人が熟知していたとしても、あのような形を取らせることが可能か?ましてや知り合って間もない関係だとしたら、綱渡り的な、負け覚悟で一発勝負賭けたらまさかの成功!って感じ。本人も成功してビックリしたんじゃないかな(苦笑)。

まあ、否定的な書き方をしていると捉えるでしょうが、あのような過去があって、彼女の今があるのなら、こういう考え方、行動を取ること自体は、十分あり得ると思いますので、私の中での評価は高いです。

100点満点中70点。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する