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2020年06月23日03:26

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仁学「悪意」

仁学「悪意」

悪意を持った人間は人の弱みにつけ込んで来る。また、仁徳に欠ける人間は人の弱みを探すのを得手として生きている。

心に隙ができたり、心が弱くなったりすると、そこに悪意の細菌が忍び寄り、心の中に偽の安心感を作り、徐々に蝕んで行く。

自然界に発生する病原菌などの生態と似ている。健全な心には悪意が張り込んで来ないが、心が弱体化することで悪の細菌は容赦なく蝕んで来る。

自分自身が悪意に蝕まれない為には、心に隙間を作らない。心の隙間は悩みや不安、心配や迷いの時に起き易く、それを考え込むと隙間は広がる。

それが普段から考え続けると、自分では気づかない大きさに広がり、ますます悪意の菌が入り易くなる。

この菌には痛みはなく、初めは安心する錯覚に陥らせ、やがて心の全体を蝕み、これまでにないような辛苦の痛みを感じる。

しかし、悪意もあれば善意もあるので安心しても良い。その時は自分を助けて、善い助言までを与えてくれる。

自分が弱気になったら周囲の人間や言い寄って来る人間に注意をすることである。特に普段近寄って来ない人間には要注意すること。

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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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