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2020年06月09日03:28

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仁学「笑い」

仁学「笑い」

笑いは心が和み、心の器が広がる。笑いは健康の源でもある。楽しいこと、面白いこと、愉快なことは大いに笑う方が良い。心が円やかになり、周囲も明るくなる。

しかし、他人の欠点や失敗を見て笑ってはいけない。他人の欠点や失敗を見ても見ぬふりをするのが仁の心。

本人もそれで心を病んでいるはず。それに上塗りするような笑いは相手に対してとても失礼な不仁である。

日光東照宮にある彫刻「見猿、聞か猿、言わ猿」の如く、仁の心を以って接することが人徳。江戸時代からその三猿を例えて仁の心を教えている。他人の欠点や失敗に接してもこの三猿の教えに従い、余計な言動を慎むことである。

また、仁の実践である恕(じょ)の心。もし、自分が反対の立場になり、笑い者になったら嫌な思いをするだろう。

他人の欠点や失敗を吹聴し笑っている相を、今度は他人が観て、自分自身が笑い者になっている。

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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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