「昨日壊れはじめた世界で」 香月夕花、新潮社。
本日2冊目。
表現&評価が難しい作品、でも好きな話はありました。
子供の頃にあったちょっと不思議な出来事、その後疎遠になって、大人になって久しぶりに出会って、というパターンは、正直なところたまに見かけるし、登場人物たちもそんなに個性的でもない。
でも第2話というか2番目に収録されていた話で、印象的な作品になりました。
先程のちょっと不思議な出来事は正直ほとんど絡まない作品ではあるんですが、会社にしがみつくかまたいなくなるか迷っている男と、その会社に振り回された彼女、会社という組織だからこそ出会った二人、印象的な作品だったな〜。
読む価値ありかな。
100点満点中70点。
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