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2020年05月06日19:27

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GW自粛

待望のGWのはずが、世界は大変な状況らしい。
田舎にいると周りに感染者も出ないし、
情報操作されたような、視聴率稼ぎのニュースばかりで実感がわかない。

昨年からの計画では、今年は香川県を旅行して、
帰りは愛媛の焼き豚卵丼を食べて帰る予定だった。
友人の兄が考案者だと聞いていたが
テレビに出ているの見たら、ほんとに同じ苗字だったので楽しみだったのに。
しかし西日本は感染者が多いので
比較的平穏な東北方面に行って、玉川温泉に癌の保養に行くか、
なんて考えたりもしたが、
県をまたいでの移動も強く自粛されているようで
ご当地ナンバーで嫌がらせされるのも不快だ。
今年は泣く泣くステイ長野とした。
4月の段階では、ひょっとして北アルプスはガラガラでねらい目じゃね?
なんて考えていたが、
有名どころの山々は駐車場は封鎖されるし登山禁止となってしまった。

近くの公園の散歩やジョギングはOKなのに、
市内の八ヶ岳中信高原国定公園が入山禁止とは・・・
他にも地元には自然公園があるが、ほとんどが登山禁止のようだ。

なので里山へ散策に出かけることにした。
といっても、有名・人気の場所は人が来るだろうから
地形図に道のないマイナーで迷子にならないような場所を探し出す。

まずは鍬ノ峰。
ここはシャクナゲでそこそこ知れているらしいが、
駐車場は数台規模だし、密にならないはず。
舗装はされているが、落ち葉や枯れ枝が落ちた危うい林道を進み、
駐車場に到着するとなんとすでに3台の車がいた。
物好きがいるもんだ。
里山と思って舐めていたが、いきなりの急登の連続。
炎天下でへばる。
マサ土で滑るし下りが心配。
花はほとんどないが野鳥の声に癒される。
誰が鳴いているんだろう。
一組とすれ違い、山頂には残り2組がいた。
2メートル以上開けると我々は山頂からこぼれそうになる。
それでもそこそこの見晴らしで、裏銀座が懐かしい。
あいにく同定はできない。
後立山は特徴的な山容なので、俺でもだいたい同定できた。
弁当を食べて下山。
結構ヤセ尾根の山で怖かった。

続いては峰雄山。
こちらは登山道すらない。
しかし尾根伝いに行けばたどり着けそう。
キノコ山なので秋の入山はNGのようだ。
道なきルートは想定を超える時間を喰った。
全く人に会わず、ちょっとした冒険気分を味わえた。
こちらも地形図からはヤセ尾根と読み取れたが
木々があったのでそれほど高度感を感じずに済んだ。
ちなみに当初は御座山を狙っていた。
しかしそこは入山自粛要請と、最短ルートは台風19号の爪痕が残り通行止め。
前日に気づいて予定を変更した。
峰雄山はもう少し短時間のつもりだったので
滝巡りしようと考えていたが、1か所だけの見学になった。

そして3日目は休息。
天気予報もよくなかったので、水芭蕉を見に行く。
戸隠とか白馬方面には大きな群落があるが、当然閉鎖。
斑尾高原もよさそうだがやっぱり閉鎖。
ひっそりと牟礼村にある水芭蕉園。
こちらも車が数台いたが、お互いに意識して近づこうとしないのでよかった。
あいにく水芭蕉はそろそろ終盤であったが、
リュウキンカとニリンソウが綺麗だった。
欲張ってカタクリを見に行ったが、こっちは完全に終わっていた。
おかげで誰にも会わずに鳥の声に耳を傾けることができた。

4日目は大川入山。
名前も知らなかったが、こちらは登山コースがある。
駐車場はまさかの満車。
それもほとんど県外ナンバー。
まあ、俺も県内とはいえ攻められたものではないな。
横岳までの登りは登山道わきにイワウチワが見事に連なっていて感激。
鳥の声も間近で聞こえるんで、なかなか進まない。
横岳からはショウジョウバカマが続いてやっぱり進まない。
よい休憩ポイントでは他の人が休んでいるので休めなかったのでちょうどよいかも。
十台以上車がいたが、だいたい10組くらいとすれ違ったので
山頂は貸し切りだと思ったら、
なんとちびっ子の集団が。
我々もだいぶ遅い登頂となったが、大丈夫なの?
引率の先生が気を遣ってベンチを開けてくれたけど、
2メートル離れているか微妙なので、山頂を少しオーバーランして登山道で休憩。
もうすぐ14時だというのに、反対側から登山者が登ってきた。
さらにロングコースとなるが大丈夫なの?
のんびりしたい気持ちの良い山頂だが、
ここはリスク高いので下山開始。
大川入山は気持ちの良い笹原の尾根だった。
大川入山を下ると長い樹林歩きだが、ちびっ子たちはまだ降りてこないのか
声も聞こえない。
我々が駐車場に戻ったのは16時半だった。
駐車場に残された車がちびっ子集団ということになるが
松本ナンバー2台と、若葉マークの神奈川のナンバー1台だった。
きっと新任の先生だろうな。肩身の狭い思いをしているに違いない。
標高差はあまりなかったが、往復11キロ以上あったのでだいぶくたびれた。

最後はヒカゲシャクナゲを見に京ヶ倉。
名前も知らなかったし、地図に登山道もない。
狭い道を1速で登っていくと、鹿よけのゲート。
中に入ろうと思ったら、観光協会の張り紙で自粛を訴えていた。
ここまで来たが諦める。
天気も怪しいので継子落としというのを見に行く。
車で近くまで行けるようだが
それではリハビリにならないので途中の駐車場に車を置いて
傘をさして歩き始める。
もうお昼近いのに野鳥が賑やか。
車道を歩いて行くと団体さんとすれ違った。
峠に到着すると埼玉の車が登ってきた。
入り口で車を止めたが、エンジンを切らないので遠くでいなくなるを待つ。
少しすると諦めたのか戻ってきた。
我々が峠に着くと、こんな崖みたいなところ登るの?という場所に道標があった。
見上げると石碑が見えたので、木につかまりながら登っていく。
そして視界が開けるとそこが継子落としであった。
よく立ち入り禁止にしなかったな、というくらいヤバい崖のふちだった。
雨のなか、昼飯を食って車に戻った。

旅に出られなかったので、ご当地グルメにはありつけなかった。
そのため、スーパーでご当地の高級肉を買って、
自宅でご当地グルメにしてもらった。
誕生日&結婚記念日にはちょっと早いが
ケーキも買ってきた。
毎晩、晩酌して、体重は1キロくらいしか増えなかった。
早く収束しないかな。
休みに出かけられないと、
他にガス抜き方法を知らないのでストレス溜まって病気になりそうだ。




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