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2020年04月17日02:57

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仁学「涵養」

仁学「涵養」

人間はすぐに育たない。岩場の水が一滴染み込み岩に穴を開ける。一度、言ったから変わるものではない。何度も言い続け、やっと相手の心に伝わる。

諭す人間の方にこそ心の力とあきらめない意思が必要である。

自然に水が染み込む一滴の教育を「涵養」と云う。今の教育では使わない言葉になっている。また、弓など硬い竹を曲げて作るにも何度も曲げてはそれを繰り返す、一回では曲がらない。

涵養の躾や教育は家庭や学校でも、また企業や組織でも必要。人間、急には変わらない。同じことを仁徳の心を以って何度も諭し、耳に胼胝ができるくらいに続けること。指や足の胼胝はすぐにはできない。長い年月耐えてきた経験の積み重ねである。

心を創る為には何度も聴いて、それを自分自身が何度も復習して、何度も実践し、時に失敗しても更に挑戦すれば、初めて自分自身が目指す相となる。

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